ニュースの要約
- 西日本鉄道、インドのデベロッパーらと共同で、ムンバイにおける賃貸オフィスの開発プロジェクトを始動
- 2029年6月の竣工を予定し、LEED認証取得を目指す環境性能の高いオフィスビルを建設
- 海外不動産事業の拡大を目指し、現地パートナーとの共同事業を通じてインドでの不動産開発を展開
概要
西日本鉄道株式会社は、インドの大手デベロッパーであるRunwal Enterprises Limited及び玄海キャピタルグループであるGenkai Capital Secured Investment Pte.Ltd.と共同で、インド・ムンバイにおける賃貸オフィスの開発プロジェクトを始動しました。
当社としては初の海外賃貸オフィス開発事業への参画となります。ムンバイは、人口約2,200万人を誇るインド第2の都市で、同国内においてもオフィス供給量第2位を誇るなど、今後も著しいオフィス需要の成長が期待されています。
今回開発を手掛ける『Runwal BKC』は、ムンバイのビジネス中心区でありインフラ整備が進む”BKC地区”より徒歩10分に位置しており、周辺には大規模再開発エリアを有するなど、将来性が高く期待されるエリアです。
建物構造は地下4階・地上12階建で、2029年6月の竣工を予定しています。エネルギー効率や持続可能性など幅広い環境性能を高水準で満たし、国際的な環境認証である”LEED認証”を取得予定のオフィスビルとなります。
当社は第16次中期経営計画の重点戦略として、海外不動産事業の収益拡大を推進しております。今後も海外不動産のさらなる事業展開とノウハウの蓄積に努め、海外におけるサステナブルなまちづくりの推進ならびに収益基盤の拡大を目指してまいります。
編集部の感想
編集部のまとめ
にしてつグループ:インド・ムンバイにおいて賃貸オフィスの共同開発事業へ参画します!についてまとめました
今回の発表は、西日本鉄道が初めて手掛ける海外の賃貸オフィス開発プロジェクトについてのものです。急成長するインドのムンバイ市に着目し、現地大手デベロッパーらと組んで、高い環境性能を備えたオフィスビルの共同開発に乗り出すことが明らかになりました。
ムンバイは、人口2,200万人を抱える巨大都市で、オフィス需要も高く、今後さらなる経済成長が期待されているエリアです。そのため、オフィス需要が伸びる中で環境性能にも配慮したビルを提供できれば、確かな収益も期待できるでしょう。
また、西日本鉄道は、この取り組みを通じて海外不動産事業の拡大を目指すとしており、今後のグローバル展開にも期待が高まります。持続可能な街づくりにも尽力し、収益基盤の拡大にもつなげていくことが目標のようです。
インド市場への本格的な参入を目指す西日本鉄道の挑戦は、日本企業の新たな海外事業展開の一例としても注目に値するでしょう。今後の動向にも引き続き注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000826.000017692.html