ニュースの要約
- 日本創生投資の資本提携先である株式会社こむぎのが、博多の老舗大手うどんチェーン「うちだ屋」を買収しロールアップM&Aを実施
- こむぎのとうちだ屋が連携し、博多うどんのブランド力強化と全国規模での出店を目指す
- うどん業界に大きな影響を与える可能性のある、老舗博多うどん店の全国展開への布石
概要
日本創生投資の資本提携先である株式会社こむぎのは、2025年3月31日付で福岡県の老舗飲食チェーンである株式会社うちだ屋の発行済全株式を取得しました。
うちだ屋は、九州・福岡エリアに根ざした飲食チェーンとして、地域の皆様に長年親しまれてきたお店です。 こだわりの麺やスープを使ったうどん、そして家庭的で温かみのある和定食や丼ものなど、幅広いメニューで多くのファンを持っています。
このたびの資本提携では、M&A仲介会社インクグロウ株式会社の仲立ちによってご縁が生まれ、こむぎのが博多うどんのすばらしさに惚れ込み、ご縁をいただいたとのこと。
こむぎのは、東京都千代田区に本社を置く、食の総合プロデュース企業です。同社は、ベーカリーブランド「小麦の奴隷」をはじめ、「沖縄そば くいな」など、地方から生まれる食の魅力を大切にしながら、新しい価値や可能性を追求しています。
今回の資本提携では、こむぎのが有する各領域のプロフェッショナルのノウハウや経営資産を活用し、様々な施策を通じてうちだ屋の魅力を全国に発信することで、博多うどんのブランド力強化と店舗展開の加速を目指します。
5年後には現在の店舗数の約2倍、80店舗超への拡大を目標としています。
編集部の感想
編集部のまとめ
日本創生投資:日本創生投資、資本提携先の株式会社こむぎのにて、博多の老舗大手うどんチェーンのロールアップM&Aを実施についてまとめました
今回の発表は、日本創生投資の資本提携先である株式会社こむぎのが、博多の老舗うどんチェーン「うちだ屋」を買収し、ロールアップM&Aを実施するというものです。
こむぎのは、自社ブランドの「小麦の奴隷」などを全国に展開する実績を持ち、地域の食文化を大切にしながら新しい価値を生み出す企業として知られています。今回のうちだ屋買収を通じて、こむぎのがこれまで培ってきた食のプロデュース力と、うちだ屋の持つ博多うどんの魅力を融合させ、新たな価値創造につなげていく狙いがあるようです。
特に注目されるのは、博多うどんの全国展開です。これまで讃岐うどんが全国的に知られてきた中で、博多うどんが新たな注目を集めつつあるのは興味深い動きです。老舗店舗のノウハウと、こむぎのの事業開発力が結集すれば、博多うどんブランドの全国展開が加速する可能性があります。
こうした動きは、今後のうどん業界の構図に大きな影響を与えそうです。編集部としても、こむぎのとうちだ屋の取り組みに大きな期待を寄せています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000025310.html