ニュースの要約
- 岡山大学が「人はなぜどのように行動するのか?人のやる気はどこから湧くのか?」をテーマにしたワークショップを開催
- 行動の選択理論を中心に学生に対して、実践的なプログラムを提供
- 今後もKIBINOVEを拠点に、学生の思考力・実践力を高める多様な学びの機会を提供予定
概要
岡山大学では2025年10月1日、本学津島キャンパスの共創イノベーションラボ(KIBINOVE)にて、「人はなぜどのように行動するのか?人のやる気はどこから湧くのか?」をテーマとしたワークショップを開催しました。
本ワークショップは、世界最先端の心理学から心の働きと行動原理を学ぶことで、キャリア形成や日々の人間関係、学習のモチベーションに役立てることを目的としています。
当日は、講義とグループワークを融合した実践的なプログラムが行われました。講義では、人財開発コンサルタントの堀江龍一氏が登壇し、「本ワークショップに来た動機」や「普段の生活の中で、どんな時にモチベーションが上がったりワクワクしたりするか」といった身近な問いをきっかけに、行動の選択理論を中心とした内容を展開しました。
続くグループワークでは、参加者が向かい合って並び、「やりたいことが何でも叶えられる状況になったら、何がしたいか」といった問いをもとに、自身の上質世界(個人の基本的欲求を満たす物、人、状況、信条などのイメージが収められた、脳内の理想の世界)について考え、意見を交わしました。
今後も本学では、KIBINOVEを拠点に、学生の思考力・実践力を高める多様な学びの機会を提供していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
KIBINOVE:人はなぜどのように行動するのか?! 人のやる気はどこから湧くのか?! ~心理学・行動原理のワークショップを開催~についてまとめました
今回の岡山大学のワークショップは、学生の内面に着目し、行動の原理や心の働きを学ぶ機会を提供したものです。単なる知識の伝達ではなく、自身の理想の世界を描くグループワークなど、参加者が主体的に考え、行動につなげていくプログラムとなっていました。
また、この取り組みは岡山大学の共創イノベーションラボ「KIBINOVE」を拠点に行われたものです。同施設では、学生の思考力や実践力を高める多様な学びの機会が提供されており、大学の機能強化につながる取り組みだと評価できます。
今後も岡山大学では、学生の内面に働きかける取り組みを展開していくことで、一人ひとりのやる気と能力を引き出し、社会に貢献できる人材の育成につながることが期待されます。