光熱費削減と快適性向上サービス:神奈川県 BAK × eiicon 脱炭素推進2プロジェクトが事業化へ推進

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ニュースの要約

  • 神奈川県ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)が主催する大企業とベンチャー企業のオープンイノベーションプログラム「BAK2024」の採択プロジェクトから、脱炭素推進に資する2つのプロジェクトが事業化へ推進されることが発表された。
  • 1つ目は「空調効率を高めて光熱費削減と快適性向上を両立させる既存店舗向け空気環境改善サービス」で、メンテル株式会社と富士工業株式会社が連携。
  • 2つ目は「リユース容器を活用した廃棄物ゼロスタジアムの実現」で、株式会社カマンと株式会社湘南ベルマーレが連携。

概要

オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を運営する株式会社eiiconは、神奈川県が主催する大企業とベンチャー企業のオープンイノベーションプログラム「BAK2024」において採択された17のプロジェクトのうち、脱炭素推進に資する2つのプロジェクトについて、実証事業での成果をもとに、今後事業化に向けて取り組むことを発表しました。

1つ目のプロジェクトは、IoT技術とAI技術を用いて建物のエネルギー効率を最適化するサービスを提供するメンテル株式会社と、業務用換気扇やレンジフードを製造している富士工業株式会社が連携した「空調効率を高めて光熱費削減と快適性向上を両立させる既存店舗向け空気環境改善サービス」。実証実験の結果、従来に比べ約10%の省エネ(節電)及び約50%の室内温度ムラ削減、これに伴いCO2排出量も約10%削減できることが確認されました。

2つ目は、リユース容器のシェアリングサービス「Megloo」を開発するカマン株式会社と、Jリーグのサッカークラブを運営する湘南ベルマーレが連携した「リユース容器を活用した廃棄物ゼロスタジアムの実現」。試合会場でのリユース容器の活用実証実験では、5,698食のメニューを提供し、106kgの廃棄物を削減し、495kgのCO2排出量を削減できました。また回収率は91%と高水準でした。今後はこの実証を踏まえ、Jリーグの試合等での普及を目指します。

編集部の感想

    今回のプロジェクトは、脱炭素社会実現に向けた具体的な取り組みとして注目に値する。
    既存の店舗設備を活用しながら省エネと快適性を両立させる仕組みや、リユース容器の活用による廃棄物削減は、社会課題解決への現実的な解決策だと感じた。
    神奈川県のBAKプログラムを通じて生まれた、大企業とベンチャーの協業プロジェクトの成果が期待できる。

編集部のまとめ

光熱費削減と快適性向上サービス:神奈川県 BAK × eiicon 脱炭素推進2プロジェクトが事業化へ推進についてまとめました

今回発表された2つのプロジェクトは、神奈川県が主催するオープンイノベーションプログラム「BAK2024」の採択事業として、脱炭素化に向けた取り組みを具体化するものです。

1つ目の「空調効率を高めて光熱費削減と快適性向上を両立させる既存店舗向け空気環境改善サービス」は、空調設備の入替などの大規模な改修を行うことなく、IoT技術とAI技術で店舗の空気環境を改善し、光熱費削減とともに室内の快適性も向上させる取り組みです。実証実験の結果、従来に比べて約10%の省エネ効果と約50%の室温ムラ削減を実現できたことは高く評価できます。

2つ目の「リユース容器を活用した廃棄物ゼロスタジアムの実現」は、地域の飲食店でリユース容器をシェアするサービス「Megloo」を活用し、スポーツ施設における使い捨て容器の削減に取り組むものです。試合会場における実証実験では、5,700食以上のメニューでリユース容器を使用し、100kg以上の廃棄物削減とCO2排出量約500kg削減を実現しており、興味深い取り組みです。

両プロジェクトとも既存の設備や仕組みを活用しながら、省エネ・省CO2・廃棄物削減を実現しようとするものであり、社会課題解決に向けた実践的なアプローチといえます。今後の展開にも注目です。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000717.000037194.html

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