ニュースの要約
- 株式会社Lintukotoが全国4団体のみ採択された「休眠預金活用事業」に選ばれた
- 高校生世代の中退や進路未決定を防ぐため、個別相談や居場所づくり、進路探究プログラム、保護者支援などを展開
- 学校・行政・企業・市民と連携し、地域全体で若者を支える仕組みを構築する
概要
株式会社Lintukotoは、全国で4団体のみが採択された「休眠預金活用事業」に選ばれました。
本事業では「ユースセンター トリノスミカ」を通して、高校生世代の中退や進路未決定を防ぐため、個別相談・居場所・未来開拓講座・保護者支援などを産学官金連携で展開し、熊本県全体で若者を支えるセーフティネットの構築を目指します。
休眠預金活用事業は、休眠預金等活用法に基づき、10年以上動きのない預金を社会的課題の解決に活用する国の仕組みです。国が指定する資金分配団体が公募・審査を行い、地域や分野を超えて波及可能性のあるモデル事業を選定します。
熊本県では高校生世代の不登校が過去最多となり、通信制高校への進学も増える一方、卒業後に進学も就職もしていない生徒が40％を超える状況が続いています。共働きやひとり親家庭では家庭内での支援が難しく、学校も多忙化により個別対応の余力が限られています。
今回の事業は、学校や家庭だけでは支援が十分ではない生徒を、地域や企業、行政が連携して支援する新しいモデルになると期待されています。
編集部の感想
編集部のまとめ
熊本発・高校生世代支援モデル事業：全国４団体のみ 株式会社Lintukoto が休眠預金活用事業に採択についてまとめました
今回の採択を受け、株式会社Lintukotoでは、2025年10月から高校生世代の中退や進路未決定を防ぐため、個別相談や居場所づくり、進路探究プログラム、保護者支援を組み合わせた包括的支援を開始します。ユースセンター「トリノスミカ」を拠点に、学校・行政・企業・市民と連携し、地域全体で若者を支える仕組みを構築していきます。
高校生世代への支援は大変重要な課題であり、地域全体で若者を支える仕組みづくりは素晴らしいアプローチだと感じました。また、休眠預金を有効活用して社会貢献につなげる取り組みは非常に意義深いものだと評価できます。今後の展開にも大きな期待がかかっています。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000152846.html
