ニュースの要約
- 東洋エンジニアリングの関連会社Offshore Frontier Solutions(OFS)が、三井海洋開発(MODEC)からExxonMobil Guyana社向けHammerhead FPSOプロジェクトを受注した。
- Hammerhead FPSOは、日量15万バレルの原油生産能力を持ち、水深約1,025mの海上に係留される予定。
- OFSはMODECからの4件目のFPSO受注となる。
概要
東洋エンジニアリングの関連会社であるOffshore Frontier Solutions Pte. Ltd (OFS)は、三井海洋開発(MODEC)より、ExxonMobil Guyana社向け南米ガイアナ Stabroek(スターブルーク)鉱区Hammerhead(ハンマーヘッド)フィールドのFPSO*²のEPCI*³業務を受注しました。
本プロジェクトは、第1フェーズはFEED(Front-End Engineering Design:基本設計)、第2フェーズはEPCIからなり、ガイアナ政府と関係当局による最終承認と、エクソンモービル社およびスターブルーク鉱区共同事業者による最終投資決定(FID)を前提としながら、エクソンモービル社からの限定的着工指示(LNTP)を受け、2029年の早期生産開始に向け、FPSOの基本設計業務に着手するものです。
Hammerhead FPSOは、日量15万バレルの原油生産能力を有し、水深約1,025mの海上に係留される予定です。OFSのMODECからのFPSO受注は本件で4件目になります。TOYOは本プロジェクトを通じて、ガイアナのエネルギー産業の発展に貢献していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
東洋エンジニアリング:ガイアナ向けHammerhead FPSOプロジェクトを受注についてまとめました
東洋エンジニアリングの関連会社OFSが、ガイアナのHammerhead油田開発プロジェクトのFPSO設備の建設を受注したことは大きなニュースだといえます。ガイアナの海洋資源開発は近年大きな注目を集めており、東洋エンジニアリンググループがその中核を担う機会を得たことは、同社の海外事業展開にとって重要な一歩となるでしょう。
OFSが4件目のFPSO受注を果たしたことからも、同社の技術力と受注力が評価されているようです。今後もガイアナのエネルギー産業発展に貢献していくことが期待されます。ガイアナ政府の最終承認を得て、無事に完工に至ることを願っています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000165.000107878.html