ニュースの要約
- 大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社が、LQÜOM株式会社に1億円の投資を実行
- LQÜOM株式会社は量子インターネットの実現に不可欠な量子通信中継器の開発を手掛ける
- 今回の投資で、LQÜOM株式会社は量子通信中継器の性能向上と量子通信インフラの実現を目指す
概要
大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社(OUVC)は、LQÜOM株式会社に1億円の投資を実行しました。
LQÜOM株式会社は、横浜国立大学の教授が発明した量子中継の基礎技術を基に、量子通信システムおよび量子通信中継器の実用化を目指す、2020年に設立されたベンチャー企業です。量子中継器の開発により、絶対に安全な次世代ネットワークである量子インターネットの実現が期待されています。
量子コンピューターの登場に備え、量子インターネットは、量子の特性を利用することで、ネットワーク上の情報を盗聴・解読から確実に保護できる画期的な通信手段となります。しかし量子は非常に脆く、現在のインターネット環境では使用できないため、専用の中継器の開発が不可欠でした。LQÜOM株式会社がこの課題を解決し、量子通信中継器の開発を進めることで、全国、全世界規模の安全な量子インターネットインフラの実現が期待されています。
今回の投資により、LQÜOM株式会社は量子通信中継器の性能向上と、量子通信実証実験の推進に取り組みます。大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社は、同社の成長を資金面だけでなく、多角的な支援で後押ししていく予定です。
編集部の感想
編集部のまとめ
LQÜOM株式会社:大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社がLQÜOM株式会社への投資を実行についてまとめました
大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社が、LQÜOM株式会社に1億円の投資を実行したことは、量子インターネットの実現に向けて非常に重要な出来事といえます。LQÜOM株式会社は、量子通信中継器の開発を手掛けており、これにより絶対に安全な次世代ネットワークの構築が期待されています。
量子コンピューターの登場により、現在のインターネットセキュリティが危機に瀕する可能性がある中、LQÜOM株式会社の技術が進化し、量子インターネットのインフラが整備されることで、安全性の高いネットワークの実現につながると考えられます。今回の投資を通じて、同社が量子通信中継器の性能向上と量子通信実証実験に取り組み、量子インターネットの実現に向けて大きく前進することを期待したいところです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000051435.html














