ニュースの要約
- 量子インターネット実現に不可欠な量子中継器の開発を進めるLQUOM株式会社が、シリーズBラウンドで資金調達を実施。
- 調達資金によりさらなる研究開発と事業化に向けた体制強化を図り、量子インターネットの社会実装を加速する。
- 主要投資家からは量子中継器の重要性と開発力に高い期待が示されている。
概要
LQUOMは、量子インターネットの実現に不可欠な量子通信用の中継器の開発に取り組む、横浜国立大学発のスタートアップ企業です。
このたび、LQUOMは量子中継器の高性能化と量子インターネットの社会実装に向けて、シリーズBラウンドの資金調達に成功しました。主な投資家には、SBIインベストメント、オリックス・キャピタル、大阪大学ベンチャーキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、JMTCキャピタル、アンリツ、バイオ・サイト・キャピタルなどが名を連ねています。
これまでLQUOMは、量子通信に必要不可欠な量子中継器の開発を進め、長距離での量子通信実証実験などを重ね、技術の確立と事業化に向けた足固めを行ってきました。今回の資金調達により、量子中継器の性能向上と製品化、さらには国内外でのエコシステム形成を加速させ、量子インターネットの社会実装を目指していきます。投資家からも、量子通信の重要性と中継器技術の先進性に高い期待が寄せられています。
編集部の感想
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量子技術の社会実装に向けて着実に歩みを進めるLQUOMの取り組みは頼もしいですね。
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中継器の開発に成功し、量子インターネットの実現に貢献できることに期待が高まります。
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投資家からの高い評価を受けていることから、量子技術の未来性が感じられます。
編集部のまとめ
量子インターネット:LQUOMが量子インターネットの社会実装を目指しSeries Bによる資金調達を実施についてまとめました
LQUOMは、量子インターネット実現に不可欠な量子中継器の開発を進めるスタートアップです。量子コンピューターの性能向上に伴い、従来のネットワークセキュリティに懸念が生じる中、理論上絶対安全な量子通信技術の社会実装が急務となっています。そのカギを握るのが量子中継器であり、LQUOMはこの分野で先行する企業といえます。
今回のシリーズB資金調達により、LQUOMは量子中継器の高性能化と製品化に加え、国内外でのエコシステム形成にも力を注ぐことができるようになりました。投資家からの期待も大きく、量子インターネットの実現に向けて確実に前進していくことが期待されます。量子技術が社会に広く浸透する未来が見えてきた今、LQUOMの挑戦はまさに時代を先取るものだと言えるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000077760.html














