ニュースの要約
- 八木通商がパリオフィス開設50周年を記念し、フランスの世界遺産「フォンテーヌブロー宮殿」への絵画購入支援を実施
- 支援対象となった絵画は、ルッジェーロ・デ・ルッジェーリによる1569年作「セイレーンに立ち向かい、カリュブデとスキュラの海峡を渡るオデュッセウス」
- 本作品はかつてフォンテーヌブロー宮殿に実在した「ユリシーズ回廊」を証す最後の一点で、宮殿への寄贈により同回廊の三作品が揃うことになった
概要
八木通商株式会社は、パリオフィス開設50周年を記念し、フランスの世界遺産「フォンテーヌブロー宮殿」への絵画購入支援を実施します。
この支援は、同社がフランスとのビジネス関係の成長に寄与したことへの感謝を表すもので、フランス文化省のご協力のもと、その対象を探して実現したものです。
支援の対象となった作品は、ルッジェーロ・デ・ルッジェーリによる1569年作「セイレーンに立ち向かい、カリュブデとスキュラの海峡を渡るオデュッセウス」です。
この作品は、古代ギリシャの叙事詩『オデュッセイア』を題材に、主人公オデュッセウスが数々の試練を乗り越える姿を描いたものです。
本作品は、かつてフォンテーヌブロー宮殿に実在したとされる「ユリシーズ回廊」を証す現存三作のうち最後の一点であり、今回の取得により宮殿は同回廊に関連する三作品を全て揃えるに至りました。
八木通商は創業以来、国と国をつなぐ貿易を通じて世界各地の文化と関わってきましたが、その活動は経済面にとどまらず、社会貢献や文化支援を通して、国際社会・環境・文化に対する理解や敬意を深める取り組みでもあるとしています。
編集部の感想
編集部のまとめ
八木通商:パリオフィス開設50周年を記念し世界遺産フォンテーヌブロー宮殿への絵画購入を支援についてまとめました
今回の八木通商による支援は、単なる企業の記念事業にとどまらず、フランスの世界遺産に貢献するという意義深いものです。
同社は、フランスとの長年の貿易関係を通じて培ってきた文化交流の歴史を背景に、フォンテーヌブロー宮殿の歴史的価値を後世に伝えるためにこの取り組みを行いました。
絵画の寄贈により、宮殿が所有する関連作品が完成することで、より本来の姿に近づくことが期待されます。
企業による文化財保護への支援は、社会貢献の一つの形として注目されるべきでしょう。八木通商の取り組みは、企業が文化を大切にする姿勢を示す良い事例といえます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000036804.html














