ニュースの要約
- 南海電気鉄道が、観光列車「GRAN 天空」と「特急こうや」を2026年4月から再生可能エネルギー100%で運行を開始
- 京セラEPAが兵庫県内のため池に約2,000kWのフロート型太陽光発電設備を設置し、関西電力が電力供給と環境価値の提供を行う
- 年間約1,100トンのCO2排出量を削減できる見込み
概要
南海電気鉄道は、現在運行中の観光列車「天空」に代わる新たな観光列車「GRAN 天空」を2025年度末に難波駅～極楽橋駅間で運行開始予定です。
この取り組みは、「南海グループ環境ビジョン2030」の達成に向けて行われるもので、「GRAN 天空」および同区間を運行する「特急こうや」が走行する際に使用する電力相当分について、京セラEPAが当社専用の太陽光発電設備を開発・運営し、関西電力が小売事業者として電力の調達・供給を行います。
具体的には、京セラEPAが兵庫県内のため池に約2,000kWのフロート型太陽光発電設備を設置し、「GRAN 天空」および「特急こうや」に対して、関西電力が再エネ由来の電力供給と環境価値の提供を行います。
これにより年間約1,100トン（一般家庭約450世帯分）のCO2排出量を削減できる見込みです。
この取り組みは、2021年6月に開始した鋼索線（高野山ケーブルカー）の再エネ100%運行、2024年4月に開始した特急ラピート全6編成の再エネ100%走行に続くものです。
編集部の感想
編集部のまとめ
GRAN 天空と特急こうや：再エネ100%で走行する新観光列車についてまとめました
今回の南海電気鉄道の取り組みは、地球温暖化の防止に大きな効果が期待できる素晴らしい取り組みだと感じました。
観光列車「GRAN 天空」と「特急こうや」が再生可能エネルギー100%で走行するのは画期的ですし、フロート型太陽光発電の活用も魅力的です。
年間約1,100トンものCO2排出量を削減できるのは大きなインパクトがあり、持続可能な社会の実現に貢献できると期待できます。
南海電気鉄道は、これまでにも高野山ケーブルカーや特急ラピートの再エネ化に取り組んでおり、環境への意識の高さが感じられます。
このような先進的な取り組みが、他の企業にも波及し、脱炭素社会の実現につながっていくことを願っています。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000076595.html
