ニュースの要約
- 東北・北海道エリアを担う新拠点として「仙台オフィス」を開設
- 学校・家庭・地域をつなぎ、子どもたちの学びと育ちを支える「心のインフラ」を整備
- 自己肯定感を高めることで、不登校や居場所を失う若者の問題に取り組む
概要
一般財団法人 自己肯定感学会（自己肯定感アカデミー）は、東北・北海道エリアを担う新拠点として「仙台オフィス」を開設しました。
この拠点は、学校・家庭・地域をつなぎ、子どもたちの学びと育ちを支える「心のインフラ」を整えるための実証拠点です。単なる支部ではなく、東北から全国に広がる”社会実装モデルの創出基地”として機能していきます。
仙台は「杜の都」であり、東北の教育・文化の中心地。また東日本大震災を経験した土地として、「地域が子どもをどう支え、未来をどう築くか」を考える象徴的な場所でもあります。
現在、東北地方では不登校や居場所を失う若者が年々増加しています。家庭や学校だけでは解決が難しい課題が広がる中で、仙台から「教育と地域が一体となった支援モデル」をつくり、全国へ発信していく意義は大きいと考えています。
自己肯定感とは、「自分には価値がある」「自分のままで大丈夫だ」と思える心の土台のことです。この感覚があることで、子どもたちは失敗を恐れずに挑戦でき、将来への希望を持って歩むことができます。
しかし日本の子どもたちの自己肯定感は、内閣府の調査でも先進国の中で最低水準。特に「どうせ自分なんて」と思い込む子どもが増え、進路や人間関係に影響を与えています。
仙台オフィスでは、4つの役割として、学校支援、家庭・地域の共創、若者キャリア支援、研究・評価に取り組みます。
2025年度はパイロット実施を行い、2026年度は年間支援校を倍増し、キャリア支援を常設化します。そして2027年度には、エビデンス・ツールの標準化と全国展開を目指します。
仙台オフィスは、東北から「自己肯定感」という共通言語を届け、子どもも大人も「自分を信じて進める社会」を実装していく拠点です。一人ひとりの参加が、未来を変える大きな力になります。
編集部の感想
-
自己肯定感を高めることが、子どもたちの未来につながるという取り組みがとてもよい
-
学校・家庭・地域が一体となった支援モデルの構築は、地域全体で子どもを育むためにも重要だと思う
-
仙台を起点に全国に広げていく展開に期待が持てる
編集部のまとめ
「心のインフラ」by PR TIMES：東北の新しい一歩–仙台オフィス始動 不登校・自己肯定感の低さに悩む子どもたちへ未来を変えるについてまとめました
今回の取り組みは、東北の地域特性を活かしつつ、子どもたちの心の基盤となる自己肯定感を高めるための重要な取り組みだと評価できます。学校、家庭、地域が一体となって子どもを支える体制づくりは、単なる支援にとどまらず、子どもたちの未来を切り開く鍵になると考えられます。特に自己肯定感の低さが問題となる日本の現状を踏まえ、この取り組みが全国に広がっていくことを期待したいですね。仙台オフィスの活動から生み出されるモデルケースが、子どもたちの心のケアに新たな道を拓いてくれることでしょう。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000132490.html
