ニュースの要約
- 小規模建設会社向けAIオールインワンクラウド「コンクルーCloud」を提供する株式会社コンクルーが、プレシリーズAラウンドで1.7億円の資金調達を実施
- 従来の事務作業を1/10まで削減するAI機能を開発し、建設業界のDX推進に注力
- 資金調達により、見積作成AIや工程表作成AIなどのさらなる機能開発を加速
概要
建設業界では、2024年の倒産件数が過去10年で最多の1,890件に上り、そのうち92.2%が従業員10名未満の小規模建設会社によるものでした。
他産業と比べても深刻な人手不足と高齢化、そしてそれに伴う人件費の高騰が進む中、特にいまだに紙やExcelなどのアナログな業務プロセスが多く残る、小規模建設会社において、DXによる業務効率化と生産性向上が喫緊の経営課題として顕在化しています。
コンクルーは「小規模建設会社を、世界の主役に。」をビジョンに掲げ、こうした課題を抱える小規模建設会社を支援するため、少人数の現場担当者でも建設業務を一気通貫で完結できる、AI搭載のオールインワン業務管理クラウド「コンクルーCloud」を提供しています。
これにより、顧客管理・見積作成・原価管理・発注・写真/図面管理・工程管理・協力業者管理など、あらゆる業務における二重管理や転記の手間を徹底的に排除。さらにアナログな事務作業をAIが代替することで、業務効率と生産性を飛躍的に高めています。
今回の資金調達により、コンクルーはAI機能の開発を一層加速させ、小規模建設会社の業務プロセス全体をEnd-to-Endで自動化・最適化することを目指します。
具体的には、「見積作成AI」や「工程表作成AI」をはじめとして、各業務領域ごとの実務に寄り添う高精度なAI機能を順次開発。建設業務全体の自動化・最適化を実現し、「建設 × AI」を軸とした新たな業界スタンダードとなる次世代インフラを構築していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
コンクルー:プレシリーズAラウンドで1.7億円の資金調達を実施についてまとめました
建設業界は、他産業に比べて深刻な人手不足と高齢化、そして人件費の高騰に見舞われており、特に小規模建設会社においてはDXによる業務効率化と生産性向上が喫緊の課題となっています。
今回の資金調達により、コンクルーは「コンクルーCloud」のAI機能を一層高度化させ、見積作成や工程管理などの業務プロセス全体を自動化・最適化することを目指します。
建設 × AIを軸とした新たな業界スタンダードを確立することで、小規模建設会社の生産性向上と持続可能性の向上に大きな貢献が期待されます。また、こうした取り組みを通じて、地域経済の基盤強化にもつながることが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000171982.html














