RePlayce：神戸市・株式会社CHINTAIと産官学連携、HR高等学院神戸校を2027年4月に開校予定

ニュース

2025.11.18

ニュースの要約

株式会社RePlayce(リプレイス)は、中高生向けキャリア探究サービス「はたらく部」を運営する企業です。

このたび、RePlayceは神戸市および株式会社CHINTAIと産官学連携し、”学住一体型”の地域活性化モデルの構築に取り組むことを発表しました。その一環として、2027年4月に「HR高等学院神戸校」の開校を目指しています。

神戸市では、空き家問題や若年層の地域離れといった課題が顕在化しています。RePlayceが得意とする「課題解決型学習(PBL)」を通じて、学生が地域の抱える課題に向き合い、企業や行政と協働しながら解決策を探ります。

また、CHINTAIが制作する『高校生のためのお部屋探し&一人暮らしガイド』の兵庫・神戸版を授業や探究学習の教材として活用することで、学生が地域の暮らしを自分ごととして考え、安心・安全な住まい選びや将来設計を学べる環境を整備します。

この取り組みを通じて、教育と地域生活が有機的に結びつく新たなモデルの創出を目指します。RePlayceは「今の教育のあり方をアップデートする」をミッションに掲げ、若い世代の自己実現と地域の持続可能な発展に寄与することを目指しています。

地域課題の解決に学生の力を活かすという斬新な取り組みは、実践的な教育と地域活性化の両立につながるのではないか。

学生と地域住民、企業、行政が協働して課題に取り組むことで、双方向の学びが生まれそうだ。

空き家問題など、地域ならではの課題に学生が真剣に取り組むことで、社会人としての素養が養われるだろう。

RePlayceは、これまでキャリア教育分野で注目されてきた企業ですが、今回の取り組みは地域課題の解決と次世代育成を掛け合わせたユニークな取り組みと言えます。

神戸市が抱える空き家問題などの地域課題を教材化し、学生が企業や行政と協働して解決策を探るという試みは、実践的な学びと地域活性化の好循環につながることが期待できます。

特に、CHINTAIの提供する住情報教材を活用することで、学生が地域の暮らしを身近に感じ、自立した生活設計を描くことができるでしょう。

RePlayceは、教育と地域生活を有機的にリンクさせることで、若者の地域定着と持続可能なまちづくりの実現を目指しています。この取り組みが、他地域での展開につながることを期待したいところです。