ニュースの要約
- 従業員への株式売却の機会を提供し、従業員の株式保有を促進
- 主要投資家と協力して次なるステージに向けて進化させる
- メキシコ、コロンビア、インドでの事業拡大を推進
概要
世界で6,500万人以上が利用するデジタル金融サービス「Revolut（レボリュート）」を提供するグローバル金融テクノロジー企業Revolut Group Holdings Ltd（以下「レボリュートグループ」）は本日、株式売却を完了し、企業評価額が750億USドルに確定したことを発表しました。
今回の株式売却は、コーチュー・マネジメント（Coatue）、グリーンオークス（Greenoaks）、Dragoneer（Dragoneer Investment Group）、フィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニー（Fidelity Management & Research Company）が主導し、アンドリーセン・ホロウィッツ（Andreessen Horowitz, ‘a16z’）、フランクリン・テンプルトン（Franklin Templeton）、ティー・ロウ・プライス（T Rowe Price）を含む広範なグローバル規模の投資家グループが参加しました。
また、本売却にはエヌビディア（NVIDIA）の投資部門であるNVenturesからの投資も含まれており、AIを含む主要分野における世界的なテクノロジーリーダーとレボリュートグループとの連携を深化させるものです。
今回の株式売却の一環として、現従業員には株式売却の機会が提供されました。レボリュートグループはこれまでに従業員による株式売却を計5回実施しており、これは業界の未公開企業の中でも特に流動性の高い従業員持ち株プログラムを運営することで、成功を分かち合うという同社の長年のコミットメントを証明しています。
750億USドルという最新の評価額は、堅調な事業推進と好調な財務業績に裏打ちされています。レボリュートグループの2024年の売上高は前年比72%増の40億USドル、税引前利益は同149%増の14億USドルとなりました。この成長軌道は2025年も継続しており、世界の個人顧客数は6,500万人を突破し、Revolut Business（法人向けサービス）の年間経常収益は10億USドルを達成しました。
さらにレボリュートグループは2025年に、メキシコでの最終的な銀行認可取得と今後のサービス開始、コロンビアでの銀行設立免許の取得、およびインドでのサービス開始に向けた準備などの、一連の重要なグローバル展開におけるマイルストーンも達成しました。
編集部の感想
編集部のまとめ
Revolut：Revolutの株式売却が完了、評価額が750億USドルに確定についてまとめました
Revolutは世界で6,500万人以上が利用する人気のデジタル金融サービスを提供するグローバル企業です。今回、同社の株式売却が完了し、企業評価額が750億USドルに確定したことが発表されました。
この株式売却は主要投資家グループが主導したもので、AIなどの主要分野で世界的なテクノロジーリーダーであるNVIDIAの投資部門NVenturesからの出資も含まれています。従業員に対しても株式売却の機会が提供され、従業員持ち株プログラムの活用により、従業員の士気向上や企業への貢献意識の醸成にもつながっていると考えられます。
また、Revolutは堅調な事業推進と好調な財務業績を背景に、売上高や利益の大幅な増加を実現しているほか、メキシコ、コロンビア、インドなどでのサービス展開を進めるなど、グローバルな金融サービス企業を目指して着実に歩みを進めています。
Revolutの企業価値の大幅な上昇と、グローバル展開の加速化は同社の今後の更なる飛躍を期待させるものです。デジタル金融サービスの市場における同社の存在感が一層高まっていくことが予想されます。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000054355.html
