ニュースの要約
- Wiseが日本の「全銀システム」にAPI接続し、日本銀行と直接当座預金取引を開始
- これにより、Wiseが仲介銀行なしで日本の決済システムで独自に取引できるようになり、国内の円建て送金をほぼ即時に処理可能に
- 統合ATMスイッチングサービスを介した受取人口座名義の確認により、送金をより簡単かつ信頼性の高いものに
概要
グローバルに海外送金サービスを提供するフィンテック企業のWise(ワイズ)の日本法人であるワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社は、日本の決済システムである「全国銀行データ通信システム(以下、全銀システム)」への接続を完了しました。
当社は、既存の中継コンピューターシステムではなく、新たに構築されたAPI経由で全銀システムに接続し、日本銀行と直接当座預金取引を開始する初の資金移動業者となりました。これにより、Wiseは仲介銀行を必要とせず、日本の決済システムで独自に取引を決済することが可能となり、国内の円建て送金をほぼ即時に処理できるようになりました。
編集部の感想
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日本の金融システムに新しい風を吹き込むWiseの取り組みが注目されます
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リアルタイムで国内の送金ができるようになるのは便利ですね
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受取人口座名義の確認機能で、より安心して送金できるようになるのが良いと思います
編集部のまとめ
Wise:初の資金移動業者として日本の「全銀システム」にAPI接続、日本銀行と当座預金取引を開始についてまとめました
Wiseが日本の全銀システムに直接接続し、日本銀行と当座預金取引を開始することで、同社の日本市場での存在感がさらに高まりました。
これまでは仲介銀行を必要としていた国内の円建て送金が、Wiseにより即座に処理可能になるだけでなく、統合ATMスイッチングサービスを使った受取人口座名義の確認により、より安全性の高いサービスの提供も期待できます。
従来の金融機関と同等の基準を満たしつつ、テクノロジーの活用で利便性の高いサービスを提供するWiseの取り組みは、日本の金融エコシステムにおける新しい選択肢となりそうです。今後の展開にも注目が集まるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000139099.html














