ニュースの要約
- AIファイナンス企業のQuants社がHIF FUND債権取扱高を800億円突破したこと
- Quantsの「AI定性与信審査技術」を活用して、ベンチャー企業の与信審査も可能になっていること
- Quantsは株式会社エイチ・アイ・エス出身者が創業し、様々なFintech事業を展開していること
概要
AI与信審査技術の開発と提供及び同技術を用いたFintech(金融技術)サービスの提供を行うQuants株式会社は、2022年から2025年3月末時点で、HIF FUND(1号~11号FUND)の債権取扱高が800億円を突破したと発表しました。
HIF FUNDでは、Quantsの「AI定性与信審査技術」を活用して投資対象の売掛債権を審査・選定しています。この技術は、過去843億円、81,000件以上の取引実績から得られた遅延データや未回収データ、反社チェックなどを基に精度を高めたAI審査モデルを使用しており、創業間もないベンチャー企業の与信審査も可能としています。
Quants株式会社は、株式会社エイチ・アイ・エス出身の東小薗光輝が代表を務める企業で、2017年11月に設立されました。法人版後払い(保証付)サービス「Fimple決済」や売掛金を保証する「Fimple保証」、更に2022年1月にリリースしたAI定性与信審査SaaS「二十一式人工知能付自動与信審査回路」など、様々なFintech事業を展開しています。
編集部の感想
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Quantsのような先進的なAI技術を活用したFintech企業の躍進は注目に値します。
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ベンチャー企業の資金調達を支援するこのようなサービスは、スタートアップ育成にも寄与するでしょう。
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自社の技術を活かしつつ、様々な事業を展開しているQuantsの戦略にも興味があります。
編集部のまとめ
HIF FUND:AIファイナンスのQuants、HIF FUND債権取扱高 800億突破についてまとめました
Quants社がHIF FUND(1号~11号)の債権取扱高を800億円以上まで拡大したことは、同社のAI技術を活用したFintech事業の成長を示す好指標といえます。創業間もないベンチャー企業の与信審査にも対応しているQuantsの技術力は高く評価されており、今後の更なる事業展開が期待されます。同社が手掛けるサービスは、企業の資金調達支援やスタートアップ育成に寄与するものと考えられ、Fintech業界における同社の存在感は確実に高まっていくと考えられます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000123.000033718.html