ニュースの要約
- SyFuがFinverseとの提携により、アジア5カ国・40の金融機関の決済データ連携を実現
- ユーザーが日常の支払いをそのままデジタル資産に変換できる仕組みが整備
- 欧州と合わせて世界規模のデータネットワークを構築
概要
決済データを活用したDePIN（Decentralized Physical Infrastructure Network）プロジェクト「SyFu」は、アジア太平洋地域を代表するオープンバンキングプラットフォームであるFinverse Technologies Limited（Finverse）と戦略的パートナーシップを締結しました。
この提携により、香港・シンガポール・フィリピン・ベトナム・マレーシアの5カ国において、銀行およびカード決済データをSyFuアプリへ直接統合することが可能になりました。これによりユーザーは、新たにカードを発行することなく、日常の支払いデータをそのままデジタル資産へと変換できるようになり、「支払いがそのままGameFiになる」体験の提供範囲が大きく拡大します。
Finverseは、香港・シンガポール・フィリピン・ベトナム・マレーシアの5つのアジア市場で、40以上の金融機関とデータおよび決済連携を行うオープンバンキングプラットフォームです。SyFuはFinverseとの連携により、欧州（Salt Edge）に続きアジア市場での展開を加速させることで、世界規模の決済データネットワークを確立しました。
編集部の感想
編集部のまとめ
SyFu：アジア5カ国・40の金融機関の決済データ連携を実現し、支払いがそのままGameFiへについてまとめました
今回のSyFuとFinverseの提携は、決済データをブロックチェーン上で可視化し、「消費がそのまま資産となる」新しい経済圏の形成を目指す取り組みとして注目に値します。
アジア5カ国・40の金融機関との連携により、従来の地域や金融インフラの垣根を超えて、ユーザーの日常の支払いデータをすぐさまデジタル資産に変換できる仕組みが整備されました。これによって、Web3とリアル経済をよりシームレスにつなぐ新しい価値循環が生み出されることが期待できます。
SyFuは今後、決済データを活用したユーザーの信用スコアや企業との連携など、持続可能なDePINインフラの構築を進めていく方針です。オープンバンキングとWeb3の連携による先進的なユースケースとして、フィンテックとクリプト資産の融合が加速していくことが見込まれます。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000035259.html
