ニュースの要約
- CX変革AIプラットフォーム「InsightX」を提供するInsightXがシリーズA 1st closeで6億円を調達
- 同時に共同代表制を導入し経営体制を強化
- 調達資金を使って、プロダクト開発の強化、営業・マーケティング体制の拡充、組織体制の強化を行う
概要
パーソナライズを軸としたCX(=Customer Experience, 顧客体験)変革AIプラットフォーム『InsightX』を提供するInsightXは、DNX Venturesを引受先とした第三者割当増資により、シリーズA 1st closeにおいて総額6億円の資金調達を実現しました。
近年、国内のEC市場は拡大を続け、商品数も急増していますが、同時にユーザーの選択困難も深刻化しています。さらに生成AIの登場で、商品説明文や特集などのコンテンツも今後爆発的に増加し、ユーザーは「情報の海に溺れる」リスクも高まっています。一方で、多くの企業ではデータ活用基盤や検証プロセスが十分に整わず、根拠に乏しいままCX戦略や改善施策を立案せざるを得ません。
InsightXは、エンドユーザーにとっての「限られた可処分時間のなかで自分に合った商品に出会えない」、BtoC企業にとっての「変わり続けるユーザーニーズにデータとスピードで対応しきれない」という課題に取り組んできました。同社が提供する世界初の『シェルフ型レコメンド(R)』は、ユーザー1人ひとりの深いインサイトを捉え、自分だけの特別な売り場を提供します。また、CX改善を一気通貫したプロセスで支援し、高速なCX変革を実現しています。
今回の資金調達により、同社はプロダクト開発の強化、営業・マーケティング体制の拡充、そして優秀な人材の採用を加速していきます。加えて、事業規模の拡大に伴い複雑化する経営判断を迅速に行うため、2025年12月より共同代表制を導入します。中沢弘樹と佐竹佑基が代表取締役CEOとなり、AIネイティブなプロフェッショナルカンパニーとして、BtoC業界全体のAIトランスフォーメーションをリードする存在への成長を目指しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
InsightX：CX変革AIプラットフォーム「InsightX」を提供するInsightXがシリーズA 1st closeで6億円を調達。同時に共同代表制を導入し経営体制を強化についてまとめました
InsightXは、BtoC企業のCX変革を支援する注目のスタートアップです。国内EC市場の拡大に伴い、ユーザーの商品選択困難と企業の顧客ニーズへの対応スピード不足という課題に、同社のAI技術を活用したプラットフォームが新たな解決策を提供しています。
今回のシリーズA資金調達により、InsightXはプロダクトの進化、営業・マーケティング体制の強化、優秀な人材の採用を加速していきます。また、共同代表制の導入により、より迅速な意思決定と事業推進が期待されます。
AIとパーソナライゼーションを武器に、InsightXはBtoC業界全体のCX変革をリードしていくことでしょう。同社の今後の活躍に注目していきたいと思います。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000087959.html
