ニュースの要約
- 「62%」が、1年前と比べて経営環境の不確実性が高まっていると回答
- 「91%」が、企業価値向上に向けた取り組みの実行に課題があると回答
- 「31%」が、CFO管轄領域において、DXの成果を享受していると回答
概要
KPMGジャパンは、国内の上場企業のCFOを対象とした調査結果をまとめた「KPMGジャパン CFOサーベイ2025」を発表しました。
調査では、米国政権の政権交代をはじめ、2025年の外部環境の変化は激しさを増し、企業経営における不確実性は高まっていることが明らかになりました。また、過半数の企業が企業価値向上に向けた取り組みを進める一方で、実効性のある取り組み面では課題が見られることが分かりました。さらに、CFO管轄領域におけるDXの推進については、3割程度の企業でしか成果が出ていないことも明らかになりました。
編集部の感想
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不確実性が高まる中、企業価値向上に向けた取り組みに課題があるのは課題だ
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DXの成果を得られている企業が3割程度というのは低いと感じる
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経理財務部門のリソース不足を感じる企業が8割と多いのは気になる
編集部のまとめ
KPMGジャパン CFOサーベイ2025:KPMGジャパンが「KPMGジャパン CFOサーベイ2025」を発表についてまとめました
今回の調査では、不確実性の高まりや企業価値向上への課題、DXの遅れなど、上場企業のCFOが抱える様々な問題点が明らかになりました。とりわけ経営環境の不確実性の高まりは深刻で、業績への影響も危惧されます。一方で、企業価値向上に向けた取り組みは一部で進んでいるものの、全体としては課題が残されているのが現状といえます。また、DXについても、CFO組織レベルでの活用が十分ではなく、リソース不足も指摘されていることから、今後CFOが中心となって、より一層の取り組みが必要になってくると考えられます。このような状況を踏まえ、KPMGジャパンがCFOの先見性とインサイトを調査したことは意義深く、今後の企業経営に活かされることが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000141127.html














