バイオ燃料供給実証:【川崎市】 船舶の燃料転換で川崎港におけるCO2排出量を削減!3者協定を締結

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ニュースの要約

  • 川崎市、NX商事株式会社、兼松ペトロ株式会社の3者がバイオ燃料供給実証事業で協定を締結
  • 川崎港での船舶用バイオ燃料の供給体制を確立し、港湾のカーボンニュートラル化を目指す
  • 既存設備を活用できるバイオ燃料の導入で、ハードルが低く脱炭素化につなげやすい

概要

川崎市、NX商事株式会社、兼松ペトロ株式会社の3者が、川崎港におけるバイオ燃料(脱炭素燃料)の供給実証事業を協働で実施することで協定を締結しました。

この実証実験では、川崎市と、船舶燃料の脱炭素化に取り組むNX商事株式会社及び兼松ペトロ株式会社が協力して、川崎市内の港湾施設に設置した船舶への燃料供給用ステーションバージ(台船)に、国内や海外から調達したバイオ燃料(FAMEを予定)を供給します。バージ内で重油と混合し、混合した燃料(B24)をバンカリング船を介して本船に供給する仕組みです。

バイオ燃料は、既存の設備をそのまま活用して導入することができるため、脱炭素化につなげやすいことが特長です。公共港湾施設を活用する、常設のバージを介した船舶用バイオ燃料供給の取り組みは、国内でもめずらしい事例です。港湾の脱炭素化に向け、船舶の代替燃料として注目されているバイオ燃料の供給体制を構築し、CO2削減効果の検証やニーズ把握、運用上の課題抽出などを行います。

編集部の感想

    港湾のカーボンニュートラル化には様々な取り組みが必要ですが、この事例は具体的な供給体制の構築に取り組んでいる点で意義深い
    既存設備の活用という点で、導入コストが抑えられるのはメリットが大きそうだ
    3者が連携して進めることで、幅広い課題の解決につなげられそうで期待できる

編集部のまとめ

バイオ燃料供給実証:【川崎市】 船舶の燃料転換で川崎港におけるCO2排出量を削減!3者協定を締結についてまとめました

今回の取り組みは、港湾のカーボンニュートラル化に向けて具体的な行動を起こす良い事例だと評価できます。特に既存設備を活用できるバイオ燃料の採用は、導入コストの面で大きなメリットがあるでしょう。また、川崎市とNX商事、兼松ペトロの3者が連携して進めることで、様々な課題の解決につなげられると期待できます。このような取り組みが全国の港湾で広がっていけば、海運分野の脱炭素化も大きく前進するはずです。今後の実証実験の結果に注目していきたいと思います。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000161.000124454.html

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