ニュースの要約
- 11月の賃金指標「QPI」が公表されました。
- 10月に物価上昇に追いついた可処分所得QPIが、11月には大幅に下落しました。
- 企業の残業代抑制策が背景にある可能性があり、安定的な賃上げの課題になっています。
概要
株式会社QUICKと株式会社ペイロールが共同で開発した新しい賃金指標「QPI（QUICKペイロール賃金インデックス）」の2025年10月確報値が公表されました。
10月に物価上昇に追いつく形となった可処分所得QPIでしたが、11月算出結果では大きく下落し、実質的な手取りの伸びはマイナス圏に逆戻りする結果となりました。その背景には企業の残業代の抑制策があると考えられ、安定的な賃上げを進めるうえでの課題になっています。
編集部の感想
物価上昇への対応が一時的で、再びマイナス圏に戻ってしまうのは残念ですね。企業の人件費抑制策が課題となるのは気になります。
賃金指標の変動を注視していく必要がありそうです。収支の改善に向けた取り組みが重要になってきているようです。
安定的な賃上げを実現するためには、企業の人件費に対する考え方を変えていく必要があるかもしれません。
編集部のまとめ
QUICK：QUICKが11月の賃金指標「QPI」を公表についてまとめました
今回のニュースは、株式会社QUICKが11月の賃金指標「QPI」を公表したものです。10月には物価上昇に追いついていた可処分所得QPIが、11月には大きく下落し、実質的な手取りの伸びがマイナス圏に逆戻りする結果となりました。その背景には企業の残業代の抑制策があると考えられており、安定的な賃上げを進めるうえでの課題になっているとのことです。
企業の人件費抑制策が長期的に続くようであれば、賃金の伸び悩みが続く可能性があります。一方で、物価上昇への対応が一時的であるのは残念であり、収支改善に向けた取り組みが重要になってきていると感じられます。今後の賃金指標の推移を注視していく必要があるでしょう。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000152643.html
