ニュースの要約
- 福岡市のオフィス空室率が2ヵ月連続で低下した
- オフィス需要が活発で、新築ビルの空室が順調に消化されている
- 天神エリアの空室率が大幅に低下した
概要
三幸エステート株式会社は、2025年11月度の福岡市オフィス賃貸状況をまとめた「オフィスマーケット2025年12月号福岡」を公表しました。
レポートによると、福岡市のオフィス空室率は前月比マイナス0.33ポイントの4.33%と2ヵ月連続で低下しています。新築ビルでの大口の空室が消化されたことが主な要因となっています。エリア別では、「天神」が前月比マイナス1.0ポイントと大幅に低下しました。
オフィス需要は引き続き活発な状況にあり、自社ビルからの移転や館内増床などの前向きな動きが多いとのことです。
一方で、募集賃料は前月比マイナス23円/坪の15,650円/坪とわずかに下落しましたが、特に募集床が限定的な博多駅周辺では、継続賃料を引き上げる動きが活発になっているとのことです。
編集部の感想
福岡のオフィス市場が活発に推移しているのは好材料ですね。新型コロナの影響もようやく収まってきた印象です。
エリア別の空室率の動きを見ると、やはり天神が中心として盛り上がってきているのがわかります。利便性の高さがウリですからね。
賃料の動向もバランス感があり、引き続き安定的な推移が期待できそうです。地方都市のオフィス市況も徐々に回復してきているようです。
編集部のまとめ
三幸エステート株式会社:福岡版 最新オフィスマーケットレポート発表 オフィス空室率 2ヵ月連続で低下についてまとめました
今回の三幸エステート株式会社による福岡版オフィスマーケットレポートからは、福岡市のオフィス市場が活発に推移していることが伺えました。
特に注目されるのは、オフィス空室率が2ヵ月連続で低下したことです。新築ビルの空室が順調に消化され、天神エリアを中心に空室率が大幅に改善しているのは好材料といえるでしょう。
一方で、賃料水準も安定的に推移しており、需給バランスが保たれている状況がうかがえます。地方都市のオフィス市況は、コロナ禍の影響もようやく収まりつつあるようで、今後の動向にも期待が持てそうです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000611.000118399.html














