クレディシップ：飲食事業に参入。ラーメン店「麺処とりとん」を共同出資で設立

ニュース

2025.12.15

ニュースの要約

税理士法人を中核とするクレディシップグループの事業会社であるクレディシップ株式会社は、飲食事業への初参入を発表しました。

ラーメン店「麺処とりとん」を共同出資により新会社として設立し、事業再生とブランド再構築を軸とする新たな事業支援に取り組みます。クレディシップグループが強みとする財務支援に加え、組織コンサルティングやクリエイティブな領域を統合した支援を行っています。

前店舗が半年で営業を継続できなくなったことを受けて、完全リブランディングを実行しました。店名、ブランドコンセプト、ロゴ、外装・内装、商品開発などすべてを一新し、学生にも気軽に入れる空間と、バランスの取れたラーメンメニューを実現しています。

飲食業界は廃業率が高い業界の一つと言われており、この現状を変えるべく、クレディシップが直接出資して経営の当事者として参画。従来の外部支援に留まらず、自社の知見を活かした再生支援モデルの構築を目指しています。

飲食業界への支援に乗り出すクレディシップの決意が感じられます。中小企業の経営支援に強みを持つ同社ならではの取り組みに期待が高まります。

ラーメン店舗の立地や、学生をターゲットにした商品開発、店舗設計など、顧客視点にたった取り組みが興味深いです。

「ブランド×組織×財務」の統合支援モデルは独自性が高く、他の飲食店支援にも応用できそうですね。

クレディシップグループは今回の飲食事業への参入を、単なる事業拡大ではなく、「ブランド×組織×財務」を統合した新たな経営支援モデルの構築として位置付けています。

ラーメン店「麺処とりとん」の出店にあたっては、前店舗の課題を徹底的に見直し、店名・ブランドコンセプト・デザイン・商品開発など、あらゆる要素を刷新しています。また、学生の声を取り入れるなど、ターゲット顧客に合わせた細やかな設計がなされています。

飲食業界の高い廃業率に着目し、クレディシップ自らが経営の当事者として参画。税務・財務支援に加えて、組織コンサルティングやクリエイティブな支援を一体化させた再生支援モデルの構築を目指しています。

同社のこうした取り組みは、飲食店をはじめとするBtoC店舗の経営支援に活かされていくものと期待できます。同社の新しい挑戦に注目していきたいと思います。