ニュースの要約
- Ibex Japanが日本における事業を本格始動し、東京・大阪でローンチイベントを開催した
- 関西拠点ではDeepTech領域、東京拠点ではWeb3/IPに注力し、Polynodal Innovationでグローバル展開を加速する
- 済州創造経済革新センターとAntler Ibexが戦略的業務協約を締結し、グローバル・オープンイノベーション推進へ
概要
Ibex Japanは、22カ国・30拠点以上で展開し、累計1,800社超への投資、運用資産13億米ドル、ユニコーン2社を輩出してきたグローバルアーリーステージVCのコーポレートイノベーション部門から生まれた新しい形のグロースパートナーであり、Full-Stack型のベンチャーキャピタルです。
本プレスリリースでは、Ibex Japanが日本における本格始動を記念し、2025年11月に東京・大阪の2都市でローンチイベントを開催したことが報告されています。大阪では関西発のDeepTechスタートアップのグローバルスケール支援を、東京ではIPトークン化やブロックチェーン技術を活用したWeb3領域に注力し、日本企業および日本発DeepTechスタートアップの次なる成長モデルについて活発な議論が交わされました。
さらに、済州創造経済革新センターとAntler Ibexが戦略的業務協約を締結し、エネルギー、Climate Tech、バイオ、モビリティ、AIなどの分野におけるスタートアップの共同発掘・育成、PoC連携、海外展開支援、フォローオン投資などを推進することが発表されています。このように、Ibex Japanは地域に根ざしたイノベーションをグローバルに循環させるネットワーク形成を目指しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
Polynodal Innovation：Ibex Japanが新OSの体感イベントを東京・大阪で開催についてまとめました
Ibex Japanは、Antlerグループの一員としてデビューし、日本のイノベーション創出に本格的に乗り出しました。特に注目なのが、「Polynodal Innovation（多点接続型イノベーション）」のアプローチです。これは地域特性を活かしつつ、先端技術、産業知見、国内外のスタートアップエコシステム、企業・投資家ネットワークを横断的に結び付けることで、グローバルでも通用する新事業を生み出していこうというユニークな取り組みです。
東京拠点ではWeb3/IPに、大阪拠点ではDeepTechに注力しており、それぞれの地域特性を活かした分野でイノベーション創出を目指します。また、済州創造経済革新センターとの提携による、グローバルでのスタートアップ共創も注目されます。日本発のイノベーションを、より世界に向けて発信していく布石となるでしょう。
Ibex Japanの取り組みは、既存のオープンイノベーションに新風を吹き込むものと期待されます。地域特性を活かしつつグローバル展開を実現する「Polynodal Innovation」の実践に注目が集まりそうです。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000173464.html
