QPS-SAR15号機「スクナミ-I」:2025年12月21日(日本時間)に打ち上げられ、初交信に成功

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ニュースの要約

  • 2025年12月21日にQPS-SAR15号機「スクナミ-I」が打ち上げられ、初交信に成功しました。
  • QPS研究所は、小型SAR衛星「QPS-SAR」の開発に成功し、2028年5月末までに24機、最終的には36機の衛星コンステレーションを目指しています。
  • Rocket Lab社のElectronロケットによってQPS-SAR15号機が打ち上げられ、今年では21回目、通算で79回目の打上げとなりました。

概要

2025年12月21日(日本時間)にニュージーランド・マヒア半島の発射場Launch Complex 1からロケット・ラボ社のロケットElectron(ミッションネーム:”The Wisdom God Guides / 智慧の神が導く”)によって、小型SAR衛星QPS-SAR15号機「スクナミ-I」が打ち上げられました。

打上げから約50分後に衛星分離に成功し、わずか6分後に「スクナミ-I」との初交信が無事に成功しました。衛星の各機器が正常に作動しており、健康状態が良いことを確認できたとのことです。今後は、アンテナの展開と初画像の取得に向けて調整が行われる予定です。

QPS研究所は、九州大学での小型人工衛星開発の技術をベースに、2005年に福岡で創業された宇宙開発企業です。高精細小型SAR衛星「QPS-SAR」の開発に成功し、2028年5月末までに24機、そして最終的には36機の衛星コンステレーションの構築を目指しています。

また、Rocket Lab社は2006年に設立されたロケット開発会社で、Electronロケットは米国で年間2番目に打上げ回数が多いロケットとなっており、これまでに200機以上の衛星を軌道投入してきました。今回の「The Wisdom God Guides」ミッションは、同社では今年21回目、通算79回目の打上げとなります。

編集部の感想

    QPS研究所の技術力の高さに驚かされました。小型衛星でありながら高精細な画像取得が可能というのは、非常に画期的ですね。
    Rocket Labのロケット打ち上げ実績の多さにも注目です。小型ながらも高頻度で衛星を軌道に乗せられるのは、確実な技術力の証ですね。
    九州発のスペースベンチャーがこんなに活躍していることにも興味があります。日本のスペース産業の可能性を感じさせてくれますね。

編集部のまとめ

QPS-SAR15号機「スクナミ-I」:2025年12月21日(日本時間)に打ち上げられ、初交信に成功についてまとめました

QPS研究所が開発した小型SAR衛星「QPS-SAR」の15号機「スクナミ-I」が、2025年12月21日に無事打ち上げられ、初交信に成功したことは大きなニュースです。

従来のSAR衛星に比べて大幅に小型・軽量化されており、しかも高精細な画像取得が可能となっているのは、QPS研究所の優れた技術力の賜物だと言えるでしょう。また、Rocket Lab社のElectronロケットによる打ち上げ実績の多さも注目に値します。

九州発のこのようなスペースベンチャーの活躍は、日本のスペース産業全体の底上げにもつながっていくと考えられます。今後のさらなる進化に期待が高まります。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000049970.html

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