ニュースの要約
- 総合近江牛商社がシンガポールの子会社Omigyu Trading Company Pte. Ltd.と上海の投資会社上海昱深投资有限公司と合弁で、中国上海に新会社「上海喜达聚餐饮管理有限公司」を設立
- 中国市場における外食事業の展開を目的とした新事業モデルを構築
- 2025年4月25日に正式に法人登記を完了し、2026年3月の店舗オープンを目指して準備を進めている
概要
株式会社総合近江牛商社の100％子会社であるOmigyu Trading Company Pte. Ltd.は、上海昱深投资有限公司との共同出資により、上海喜达聚餐饮管理有限公司を新たに設立したことを発表しました。
本合弁会社は、両社の知見および事業基盤を融合し、中国市場における外食事業の展開を目的として設立されたものです。2025年4月25日付で中華人民共和国の関係当局にて正式に法人登記が完了しており、2026年3月の店舗オープンを目指して現在準備を進めています。
中華人民共和国は世界最大級の消費市場として、都市部を中心に中間所得層・富裕層が拡大しており、安全性・品質・ブランドストーリーを重視した外食・高付加価値食材への需要が高まっています。特に上海は、日本食・高級外食業態が集積する中国随一の都市であり、和牛を含む高品質な牛肉への関心が非常に高い市場です。一方で、中国においては日本産和牛の輸入が現時点では制度上認められていないという市場特性があります。
株式会社総合近江牛商社グループは、長年にわたり和牛のブランド構築・品質管理・外食事業運営に携わってきた知見を活かし、中国国内で生産された和牛（中国産和牛）を使用しながら、日本式の品質基準・ブランド思想・提供価値を現地に最適化して展開する新たな事業モデルを構築するため、今回の合弁会社設立に至りました。
編集部の感想
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中国の巨大な消費市場への参入はチャンスだと思いますが、和牛の輸入が制度上認められていないのは難点ですね。中国産の和牛を使って日本の品質とブランドを展開するのは面白い取り組みだと思います。
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中国での和牛ブランド事業は将来性があるかもしれません。上海という大都市での展開は、有望な市場を狙っているといえるでしょう。日本の技術とブランド力を生かせるか、注目していきたいです。
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近江牛の知名度をさらに高められれば、海外進出にも道が開けるかもしれません。中国での事業展開は難しい面もあるでしょうが、差別化された和牛ブランドを確立できれば、大きな収益につながるでしょう。
編集部のまとめ
総合近江牛商社：中華人民共和国における合弁会社設立に関するお知らせについてまとめました
総合近江牛商社は、シンガポールの子会社Omigyu Trading Company Pte. Ltd.と上海の投資会社上海昱深投资有限公司との合弁で、中国上海に新会社「上海喜达聚餐饮管理有限公司」を設立します。
この新会社は、両社の知見と事業基盤を生かし、中国市場における外食事業の展開を目的とした新しいビジネスモデルを構築するものです。2025年4月に正式に法人登記を完了し、2026年3月の店舗オープンを目指しています。
中国は世界最大の消費市場であり、特に上海では日本食や高級外食に対する関心が非常に高いことから、この取り組みには大きな可能性があると評価できます。一方で、日本産和牛の輸入が制度上認められていないという課題もあり、中国国内産の和牛を使いつつ、日本の品質基準やブランド力を生かす新たなモデルの構築が重要になってくるでしょう。
総合近江牛商社グループが長年培ってきた和牛の知見を活かし、中国市場への進出を加速させていくことで、近江牛のグローバルブランド化につながることが期待されます。今後の事業展開に注目していきたいと思います。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000172.000103761.html
