ニュースの要約
- エイトビットは1,000名の全社員を対象に、AI時代に適応した働き方のリスキリング計画「AI Workstyle Lab」を始動。
- AI時代の新しい働き方の標準をつくることを目指し、職種横断でスキル・経験の棚卸しや教育プログラムの構築などに取り組む。
- 構築したリスキリングモデルを産業横断・地域横断で展開し、日本全体の働き方アップデートを支える基盤を目指す。
概要
エイトビット株式会社は、AI時代における働き方の再定義と、全社員1,000名の職種横断リスキリングを目的とした大規模プロジェクト「AI Workstyle Lab」を正式に始動しました。
本プロジェクトは、ITエンジニア・事務・営業・施工管理・バックオフィスなど、エイトビットに在籍する全職種1,000名を対象とし、AI前提社会で価値を発揮できる働き方を再設計する取り組みです。
背景には、生成AIの進化により、世界が急速に「働き方の地殻変動」を迎えているという状況があります。IBM曰く「AI統合は働く意味そのものを再構築する」、マッキンゼーは2030年までに労働時間の30%が自動化すると予想しています。一方で、日本の多くの企業では職種横断でAI時代に対応できる教育体系が不足しているのが現状だったため、エイトビットはこの構造的課題に向き合うため「AI Workstyle Lab」を立ち上げました。
AI Workstyle Labが掲げるミッションは「働くすべての人の価値を、AI時代に最適化する」こと。具体的には、全社員1,000名のスキル・経験・強みの棚卸し、職種別未来の働き方の可視化、個別のリスキルプラン設計、職種横断AI活用カリキュラムの構築、実務を通じた「AI実務スキル」習得、そして産業横断で展開可能なリスキリングモデルの確立などに取り組んでいきます。
エイトビットは、自社教育機関「Tech Academia」を活用して、「学ぶ→働く→改善→学び直す→実務反映」の高速ループを社内で完結できる体制を整えています。また、構築したリスキリングモデルを産業横断・地域横断で展開し、日本全体の働き方アップデートを支える社会基盤へと発展させることを目指しています。
グループ代表の茂手木雅樹は、「AI Workstyle Labは、AI時代の新しい働き方の標準をつくる挑戦です。AIは人の能力を拡張し、働く可能性を再設計するパートナーです。私たちは、1,000名の社員アップデートで終わらせません。日本全体に広がる働き方の基盤をつくります。AI時代の人類の働き方アップデートを、ここから始めます。」とコメントしています。
編集部の感想
編集部のまとめ
『AI Workstyle Lab』:エイトビット、全社員1,000名の職種横断リスキリング計画を始動。AI時代の働き方アップデートモデルを日本へ。についてまとめました
エイトビットが、AI時代の働き方を再定義するための大規模なリスキリング計画「AI Workstyle Lab」を始動したことは大変注目に値する取り組みだと思います。職種を横断して全社員1,000名を対象とし、スキルの棚卸しからカリキュラムの構築、実践的な学習まで、一貫したプログラムを用意しているのは驚くべき取り組みです。
特に、自社内の教育機関「Tech Academia」を活用し、「学ぶ→働く→改善→学び直す→実務反映」という高速ループを実現できる体制は、効果的な教育プログラムを短期間で社内に展開できるメリットがあると考えられます。また、構築したリスキリングモデルを産業横断・地域横断で展開し、日本全体の働き方アップデートの基盤を作っていく野心的な目標にも期待が持てます。
AIが人の仕事を奪うのではなく、人の能力を拡張するパートナーになるという認識は心強く感じられます。エイトビットが「AI時代の新しい働き方の標準をつくる」挑戦に成功すれば、日本企業の働き方改革の大きな転機になると期待しています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000171774.html














