ニュースの要約
- 宮大工の伝統建築技術を用いた「束ね材」で特許を取得
- 人工林の循環利用と伝統建築に必要な木材の確保を両立
- 昨今の脱炭素社会の実現への貢献にも寄与
概要
株式会社高松コンストラクショングループ(以下、高松CG)の子会社である株式会社金剛組が開発した「束ね材」が特許を取得しました。
人工林の適切な伐採と植林を繰り返す循環的な森林経営が必要とされていますが、採算性の課題から人工林の伐採が進まない状況がありました。一方で、大径木が必要な社寺建築の修繕などで大径木の調達が難しくなっていました。
金剛組は、宮大工の伝統建築技術を活用した「束ね材」を開発しました。この「束ね材」は、木材を金具を使わずに契(ちぎり)材のみで束ねることができ、分解して再利用することも可能です。さらに、小径材を束ねて大径材と同等の強度を持つ「束ね柱」の開発にも成功しています。
この取り組みにより、人工林の循環利用と伝統建築に必要な大径木の確保を両立させることが期待されています。また、脱炭素社会実現への貢献も期待されています。今後は大手建設会社や伝統建築設計事務所との連携を進め、さらなる用途開発も予定しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
高松グループ:宮大工の伝統建築技術を用いた「束ね材」で特許を取得についてまとめました
高松グループ傘下の金剛組が開発した「束ね材」は、人工林の循環利用と伝統建築に必要な大径木の確保という、これまで相反する課題を同時に解決する取り組みです。宮大工の技術を活用しつつ、木材の分解再利用を可能にするなど、環境性や経済性にも配慮した製品となっています。
今後は大手建設会社や伝統建築設計事務所との連携を進め、さらなる用途開発が期待されます。また、脱炭素社会の実現に向けた木造建築の再評価の中で、「束ね材」の活用が期待されています。技術的にも社会的にも高い評価を得られる、注目すべき取り組みだと言えるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000137188.html














