ニュースの要約
- 会議や打ち合わせは増えているが、課題解決につながる実行が積み上がらない
- 事実・背景・前提が整理されないまま話し合いが進むため、話が噛み合わなくなる
- 思考ツールやフレームワークを導入しても成果とのつながりに違和感がある
概要
組織行動科学(R)を提供するリクエスト株式会社が運営する人的資本開発プランニング(R)センターは、国内33.8万人・980社の行動データ分析に基づき、「なぜ『思考ツール』を使っても良くならないのか」というレポートを公開しました。
業務改善や意思決定の高度化を目的として、思考ツールやフレームワーク、分析手法が継続的に導入されているにもかかわらず、会議や打ち合わせは増えているものの、課題解決につながる実行が積み上がらない状況が見られます。
そこで本レポートは、話し合いに入る前の段階で、「何を事実として扱っているのか」「その事実を、どのような背景のもとで捉えているのか」「どの条件を前提として話が始まっているのか」が明示されないまま、話し合いが始まる場面に着目しています。この扱われ方によって、同じ思考ツールや分析手法を用いた場合でも、話し合いの質や、その後の業務の進み方が大きく異なり得ることを示しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
思考ツール:なぜ「思考ツール」を使っても良くならないのか(組織行動科学(R))についてまとめました
今回のレポートは、単に「思考ツールの使い方が悪い」といった問題の一面的な指摘ではなく、話し合いの前提となる事実認識や背景理解が明確化されないまま議論が進むことが、思考ツールの導入にもかかわらず課題解決につながらない原因だと分析しています。
たとえ優れた思考ツールを使っていても、参加者それぞれが異なる事実の切り取り方や背景理解、前提条件を持っていては、話し合いが噛み合わず、結局のところ前に進めないということですね。
このレポートを読むと、会議の場で事前の整理を丁寧に行い、参加者全員で共通の認識を持つことの重要性が理解できます。個人の能力や意識ではなく、組織の構造的な課題に着目しているところがユニークだと感じました。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000169.000068315.html














