ニュースの要約
- Jパワー(電源開発株式会社)がフィリピンのCBK発電所(カリラヤ発電所、ボトカン発電所、カラヤン発電所)の民営化入札を落札し、新体制での事業運営を開始した。
- Jパワーは2005年から発電所の経営に参画し、設備保守体制の構築やエンジニア人材の育成支援を通じて発電所の安定運転に貢献してきた。
- 新体制のもと、Jパワーはこれまでの経験を活かし、引き続き発電所の安定供給に貢献していく。
概要
電源開発株式会社(以下「Jパワー」)は、フィリピン国の大手電力会社であるAboitiz Power Corporationの再生可能エネルギー発電子会社Aboitiz Renewables, Inc.および住友商事株式会社と共同で組成したコンソーシアムが、国家電力資産・負債管理公社(PSALM)が実施した民営化入札において、ルソン島ラグナ州にあるCBK発電所(カリラヤ発電所、ボトカン発電所、カラヤン発電所の総称)を落札しました。
Jパワー及び住友商事は、2005年3月より同発電所を所有・運営するCBK Power Company Ltd.(CBKPCL社)の経営に共同で参画してきましたが、CBKPCL社とフィリピン国営電力公社との間で締結したBROT契約(建設・改修・運転・譲渡契約)が満了したことから、今般の入札落札により新体制での運営を開始することになりました。
カリラヤ発電所およびボトカン発電所は、それぞれ1942年・1930年に運転を開始したフィリピン国最古の水力発電所群であり、BROT契約に基づく改修を経て、長期にわたりカーボンフリー電力を供給し続けています。また、カラヤン発電所は東南アジア最古かつフィリピン国唯一の揚水式発電所であり、首都マニラを擁するルソン島系統における需給調整や電圧・周波数の安定化に重要な役割を果たしています。
Jパワーは2005年以降、CBKPCL社のスポンサーとして設備保守体制の構築やエンジニア人材の育成支援を通じて、約20年にわたりCBK発電所の安定運転に貢献してきました。新たな運営体制のもとにおいても、これまでの保守運営で培った経験を活かし、引き続き電力の安定供給を支えていきます。
フィリピン国は2040年までに電力構成の50%を再生可能エネルギーとする目標を掲げる中、堅調な経済成長や人口増加を背景とした長期的な電力需要の伸びが見込まれており、カーボンフリー電源等の大規模な導入が期待される市場です。Jパワーは、フィリピン国ミンダナオ島水力発電事業にも2023年から参画し、水力発電所の安定運転及び新規開発に取り組んでいます。今後もフィリピン国における発電事業の拡大を通じて、J-POWER “BLUE MISSION 2050″に掲げたカーボンニュートラルの実現に貢献していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
Jパワー(電源開発株式会社):CBK発電所(フィリピン国)の民営化入札を落札し、事業を開始しましたについてまとめました
JパワーがフィリピンのCBK発電所の民営化入札を落札し、新体制での事業運営を開始したことは大きな意義を持っています。同発電所は歴史的に重要な水力発電所群であり、Jパワーの長年にわたる経験とノウハウが発揮されることで、同国の電力供給の安定化に大きく貢献できるものと期待されます。特に、再生可能エネルギー比率50%達成を目指すフィリピンにおいて、カーボンフリーの発電所を安定的に運営していくJパワーの取り組みは注目に値するでしょう。今後もフィリピンでの発電事業の拡大を通じて、Jパワーがカーボンニュートラル実現への道筋を示していくことが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000117282.html














