ニュースの要約
- 特別支援学校の学びが”支援される側から支援する側へ”転じる、往還型(CoRe Loop)インクルーシブ学習モデルが評価された
- 教材が「使われて終わり」にならず、学びが改良され続ける仕組み「Create-Reach-Co-Reflect-Return(CoRe Loop)」が注目された
- 教員研修や校内文化の更新など、実装可能な取り組み全体が評価された
概要
特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトは、UNESCO と European Agency for Special Needs and Inclusive Education が共同で運営する国際知見プラットフォーム Inclusive Education in Action に、当法人のケーススタディ「From being supported to becoming supporters(支援される側から支援する側へ)」が掲載されたことを発表しました。
本ケーススタディでは、障害のある学習者や、紛争・避難下にある子どもたちが「支援の受け手」として固定されがちな構造に対し、両者が”支える側としても位置づく”学習デザイン(return-loop)が提示されています。これにより、「かわいそうだから助ける」ではなく、互いの尊厳を前提にした協働へ転換できることが、国際的に重要な示唆として整理されています。
また、取り組みは「Create:日本の教室で、誰もが参加できる形で教材・平和教材を共創 → Reach:海外の教育現場で実際に使用 → Co-Reflect:写真・動画・コメント等で反応を返送し共に振り返る → Return:学びを再編集して次の実装へ」という往還型(CoRe Loop)で、教材が「使われて終わり」にならず、学びが改良され続けるモデルとして明示されています。
さらに、子どもだけでなく、教員が権利基盤・参加型・PBL型のインクルーシブ教育へ踏み出すプロセス(校内での学習文化づくり)も対象にされており、「単発イベント」ではなく、学校文化として継続可能な枠組みである点が、国際知見としての価値になっています。
編集部の感想
編集部のまとめ
なかよし学園プロジェクト:UNESCO×欧州機関の国際知見基盤「Inclusive Education in Action」にケーススタディが掲載についてまとめました
なかよし学園プロジェクトの「世界とつながる学び(CoRe Loop)」が、UNESCO と European Agency for Special Needs and Inclusive Education の国際知見基盤「Inclusive Education in Action」にケーススタディとして掲載されたことは、大変意義深いと感じました。
「支援される側から支援する側へ」と、学習者の立場が転換される往還型(CoRe Loop)のインクルーシブ教育モデルは、互いの尊厳を前提にした協働を実現するものとして、高い評価を得ています。また、教材が単に「使われて終わり」にならず、フィードバックを得て改善されていく仕組みも注目に値します。
さらに、教員の学びや校内文化の更新といった、持続可能な実装に向けた取り組みも評価の対象となっているのは興味深いところです。インクルーシブな教育を実現するためには、学校全体の変革が不可欠だからです。
なかよし学園プロジェクトは、この国際掲載を機に、より広範な学びの場に自らの取り組みを展開していくとのことですが、その実現に向けた挑戦に注目していきたいと思います。障害のある子どもたちや、紛争・貧困下にある子どもたちの尊厳を守り、互いが支え合える社会の実現は、私たち全員の課題だと感じています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000166170.html














