ニュースの要約
- 投資経験は「1年~3年未満」が最も多かった
- 老後資金を貯めるため、手元のお金を増やすことが投資の主な目的
- 楽天証券やSBI証券など、ネット証券が人気の投資口座
概要
アドバイザーナビ株式会社は、2025年3月に行った「投資家の運用実態に関するアンケート」の結果を公開しました。
調査によると、投資経験は「1年~3年未満」が最も多く、次いで「3年~5年未満」、「10年以上」の順となりました。投資の目的は「老後資金を貯めるため」が最も多かったものの、「手元のお金を増やすため」もこれに迫る結果となりました。
口座の選定にあたっては、「取引手数料」が最も重視されており、「楽天証券」と「SBI証券」が人気の高いネット証券会社となっています。一方、対面の証券会社では「野村證券」が最も人気が高い結果でした。
投資信託の保有状況をみると、「外国株式型」が最も多く、「国内株式型」、「バランス型」と続きます。また、投資の手法では「積立投資」が最も多く、「一括投資」もこれに並ぶ結果となりました。月額の積立金額は「1~2万円未満」が最も多かったものの、「1万円未満」、「5~10万円未満」といった幅広い層が見られます。
編集部の感想
編集部のまとめ
PR TIMES:【2025年3月度】投資家の運用実態に関するアンケートについてまとめました
今回のアンケート結果から、投資家の意識の変化や投資手法の多様化が明らかになりました。短期間の投資経験者が多いことから、近年の個人投資家の増加傾向が伺えます。また、老後の備えと同時に手元資金の増加を目的とする投資家も多く、リスク管理と安定的な資産形成を意識していることがわかります。
さらに、ネット証券の人気が高いことから、手軽さと手数料の面で投資家のニーズに合っているといえるでしょう。一方で、対面の証券会社でも一定の支持を得ているため、投資家のライフスタイルや投資スタイルに合わせて、使い分けられるサービスが整備されていると評価できます。
今後の個人投資家の動向を見守っていく必要がありますが、この調査結果からは、資産形成への意識が高まっている現状が浮き彫りになったと言えるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000170.000055969.html