ニュースの要約
- ゼロワットパワー株式会社が、2024年度に開催された長期脱炭素電源オークションで落札したことが発表されました。
- 落札した電源は、LNG専焼で運用開始後、水素、アンモニア、e-methane等を含む混焼による脱炭素化を進めていくとのことです。
- ゼロワットパワーは再生可能エネルギーを主力電源とする小売電気事業者で、電力供給以外にも液体バイオマス燃料による発電所を運営しています。
概要
ゼロワットパワー株式会社は、2024年度に開催された長期脱炭素電源オークションに応札し、所定の容量を落札したことを発表しました。
当社はVRE(変動性再生可能エネルギー)を最大限活用するために必要な、火力発電によるバックアップ電源および調整力についても、積極的にGXを推進していくとしています。
落札した電源は、LNG専焼で運用開始後、水素、アンモニア、e-methane等を含む混焼による脱炭素化に向けた対応を進めるとのことです。また、発電所の出力から発電所内で消費される電力量や月毎の大気温度変化に伴う設備効率減少分等を除いた容量を年平均したものを落札容量としているとのことです。
ゼロワットパワーは、再生可能エネルギーを主力電源とする小売電気事業者で、太陽光や風力、水力、バイオマスといった再生可能エネルギー発電所からの電力を中心に、環境負荷の少ない電力を全国に供給しています。電力供給以外にも、主に液体バイオマス燃料による発電所を運営し、普及についても積極的に取り組んでいます。
編集部の感想
編集部のまとめ
【ゼロワットパワー】:2024年度長期脱炭素電源オークションの落札についてについてまとめました
ゼロワットパワーが2024年度長期脱炭素電源オークションで落札したことは、再生可能エネルギーの普及に向けた大きな進展と言えます。
LNG専焼から水素、アンモニア、e-methane等の混焼による脱炭素化への取り組みは注目に値します。これらの取り組みは、VREの最大限の活用と、再生可能エネルギーの推進につながるものと期待できます。
小売事業者としての再生可能エネルギー供給と発電事業者としての脱炭素化への取り組みは、ゼロワットパワーの事業展開の幅広さを示しています。今後の動向にも注目が集まるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000043563.html