ニュースの要約
- 「一般社団法人アクアポニックス推進協会」の設立を発表
- アクアポニックスの技術開発と普及、商品化を目的とする
- アクアポニックスの研究者や実践者が中心となり理事に就任
概要
この度、「一般社団法人アクアポニックス推進協会」が2025年4月に設立されることが発表されました。
アクアポニックスは、水耕栽培と水産養殖を融合させた循環型農業で、省資源・無農薬・高生産性が特徴です。世界的に注目を集めている技術ですが、国内では各事業者が個別に取り組んできたため、情報の集約や技術の標準化、産業化の推進が課題となっていました。
この協会は、そうした課題に取り組むべく設立されたもので、アクアポニックスの研究開発や人材育成、広報活動、商品認証など、産業化に向けた様々な活動を行っていきます。代表理事には、アクアポニックスの第一人者である株式会社アクポニ代表の濱田健吾氏が就任し、東京海洋大学の遠藤雅人准教授や鳥取大学の山田智教授といった研究者、オーガニック業界の関係者なども理事に名を連ねています。
今後は、産官学の連携の下、生産技術の向上やアクアポニックス商品の価値向上に取り組み、持続可能な社会の実現に寄与していく考えです。また、2025年5月26日にはオンラインでの記念トークイベントも開催予定となっています。
編集部の感想
- 循環型農業であるアクアポニックスの技術開発と産業化を目指す協会の設立は非常に興味深いですね。
- 研究者や実践者が結集し、様々な取り組みを行っていくことで、アクアポニックスがさらに注目を集めるようになるでしょう。
- 今後の活動に期待が高まります。特に、オンラインでのトークイベントなどは、幅広い層に情報を発信できるのではないでしょうか。
編集部のまとめ
アクアポニックス：一般社団法人アクアポニックス推進協会の設立をお知らせについてまとめました
今回の発表は、循環型農業「アクアポニックス」の技術開発と産業化を推進する一般社団法人アクアポニックス推進協会の設立を伝えるものです。アメリカ発祥のアクアポニックスは、日本においても注目を集める技術ですが、情報の集約や標準化、事業化への取り組みが課題でした。
この協会の設立により、研究者や実践者が結集し、アクアポニックスの生産技術の向上、商品開発、普及活動などに本格的に取り組むことになります。また、産官学の連携の下で、持続可能な社会の実現に寄与していくことも目指しています。
協会の代表理事や理事陣を見ると、アクアポニックスの第一人者や専門家が名を連ねており、確かな実績と知見を持っていることがわかります。今後の活動に注目が集まるでしょう。特に5月のオンラインイベントなどは、一般ユーザーにもアクアポニックスの可能性を広く伝えられる良い機会となりそうです。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000161618.html
