ニュースの要約
- 約半数の新入社員が仕事や人間関係に不安を感じているが、60.0%（従業員規模1,000名以上）が現職に留まる予定
- 約45%の新入社員が入社後にギャップを感じている
- 新入社員が入社後に感じたギャップは「残業時間」と「研修・スキルアップ・キャリアアップ体制」が多い
概要
アルー株式会社は、2025年卒の新入社員を対象にしたアンケート調査の結果を発表しました。
調査では、新入社員の入社前後のギャップや、今後のキャリアプランなどについて明らかにされています。
調査の結果、約半数の新入社員が「仕事をうまくこなせるか」や「上司・先輩・同僚とうまくやっていけるか」といった不安を抱えていることが分かりました。
しかし、従業員規模1,000名以上の企業では60.0%、999名以下の企業では44.9%の新入社員が現在の会社で長く働き続ける予定だと回答しています。
また、新入社員の約45%が入社後にギャップを感じており、特に「残業時間」と「研修・スキルアップ・キャリアアップ体制」にギャップを感じているようです。
そのためアルーでは、新入社員が感じるギャップを乗り越えるためのサポートとして、「先輩社員との相談」「上司との相談」「人事との相談」などを期待しているとのことです。
一方で、将来的なキャリアプランについては、従業員規模に関わらず「現在の会社で働き続ける」が最も多い回答となっています。
一方で、「転職を選択肢の1つとする」または「いつかは必ず転職(独立)することを決めている」は、従業員規模に関わらず約20%でした。
アルーでは、このような新入社員の意識調査の結果を踏まえ、時代に合った新入社員の育成施策を検討していくとしています。
編集部の感想
編集部のまとめ
アルー株式会社: 25卒新入社員の入社前後のギャップや、今後のキャリアプランに関するアンケート調査結果発表のお知らせについてまとめました
今回のアルー株式会社の調査結果からは、新入社員の複雑な実態が浮き彫りになったと言えるでしょう。
半数近くが仕事や人間関係に不安を感じながらも、60%近くが現職に留まる意向を示しているのは興味深い結果です。
一方で、入社後のギャップも少なくないことがわかり、企業側が新入社員の声に耳を傾けることの大切さが示されています。
ただし、20%近くが転職を検討していることにも注目する必要があり、新卒採用の課題に直面する企業はこの点に留意すべきでしょう。
アルーのように、新入社員の実態を丁寧に把握し、適切なサポートを行っていく企業が増えることが望ましいと考えられます。
参照元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000052583.html
