楽天証券の株式数比例配分方式|配当金を非課税で受け取る設定方法

決算書
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掲載内容は投資判断の参考情報であり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
投資判断はご自身の責任で行ってください。
情報の正確性には配慮しておりますが、完全性や将来の結果を保証するものではありません。
詳細は各企業の公式開示資料などをご確認ください。

  • 株式数比例配分方式は配当金を証券口座でそのまま受け取る方式で、保有株数に応じて自動的に入金される
  • 新NISAの非課税メリットを配当金にも適用するには、この方式への設定が実質的に必須
  • 源泉徴収ありの特定口座と組み合わせると、売却損と配当金の損益通算が口座内で自動処理される
  • 設定はネット画面から数分で完了し、反映まで即日〜数営業日ほどかかる
  • 複数の証券会社を利用している場合は、全社で対応している必要があるなど申込前に確認したい点もある
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株式数比例配分方式とはどんな仕組みか

上場している株式やETF、REITを保有していると、企業の決算にあわせて配当金や分配金が支払われます。この配当金をどこで受け取るかを選べる仕組みの一つが株式数比例配分方式です。名前は少し堅いものの、仕組み自体はシンプルで、「証券会社の取引口座に預けている株式の数量に応じて、配当金がその証券口座にそのまま入金される」というものです。

ポイント: 銀行口座を経由せず、証券口座の中で配当金の受け取りから再投資までを一連の流れで完結できるのが最大の特徴です。

楽天証券をはじめとするネット証券の多くは、口座開設時や取引開始時にこの受け取り方式を選択する場面を設けています。すでに別の方式を選んでいる場合でも、後から変更することが可能です。

配当金の受け取り方法は4種類、それぞれの特徴を整理

実は配当金の受け取り方には、株式数比例配分方式のほかにもいくつかの選択肢があります。自分に合った方式を選ぶために、まずは全体像を比較表で確認してみましょう。

受け取り方式 受け取り場所 NISA非課税 特徴
株式数比例配分方式 証券口座 対応 保有株数に応じて自動入金、再投資しやすい
登録配当金受領口座方式 指定した銀行口座1つ 非対応 複数の銘柄の配当金を1つの口座にまとめられる
個別銘柄指定方式 銘柄ごとに指定した口座 非対応 銘柄単位で受け取り口座を分けたい人向け
配当金領収証方式 郵便局・銀行窓口 非対応 現金で受け取るため窓口へ出向く手間がかかる
選び方の目安: NISAを活用して資産形成をしたい人は株式数比例配分方式、配当金を生活口座に集約したい人は登録配当金受領口座方式が向いていると評価されています。

新NISAで非課税メリットを受けるために欠かせない理由

新NISAの成長投資枠やつみたて投資枠で購入した上場株式・ETFは、値上がりによる売却益だけでなく配当金や分配金も非課税になるのが大きな魅力です。ただし、この非課税メリットは受け取り方式によって扱いが変わります。

注意: 配当金の受け取り方式が株式数比例配分方式以外になっている場合、NISA口座で保有していても配当金に税金がかかってしまうケースがあると指摘されています。

登録配当金受領口座方式や個別銘柄指定方式は銀行口座経由での受け取りとなるため、NISAの非課税措置が適用されず、通常の税率で源泉徴収されてしまう点に注意が必要です。NISA口座で非課税のメリットを最大限に活かしたいなら、株式数比例配分方式への設定は実質的に必須と言えるでしょう。

すでにNISA口座を開設している人も、配当金の受け取り方式が意図せず別の設定になっていないか、一度確認しておくと安心です。

楽天証券での設定手順

楽天証券で株式数比例配分方式に設定する場合の基本的な流れは次のとおりです。

  1. 楽天証券のサイトにログインする
  2. 画面右上の「マイメニュー」から「お客様情報の設定・変更」を開く
  3. 「各商品に関する設定」の中から「国内株式」を選ぶ
  4. 配当金受取方法の設定画面で「証券口座でのお受取り」が選択されているか確認する
  5. 別の方式になっている場合は「変更」から株式数比例配分方式を選び、内容を確認して申込みを完了する
設定変更の反映は即日で完了することもありますが、タイミングによっては数営業日かかる場合があるため、配当金の支払いが近い時期は早めに確認しておくと安心です。

設定が完了すると、以降に支払われる配当金は保有株数に応じて自動的に証券口座へ入金されるようになります。入金された資金はそのまま追加の買付に充てることもでき、再投資の手間が少ないことも支持されている理由の一つです。

設定前に知っておきたい注意点

株式数比例配分方式は便利な仕組みですが、いくつか知っておくべきポイントもあります。

知っておくべきこと①: 複数の証券会社で上場株式を保有している場合、株式数比例配分方式は口座ごとに選ぶのではなく、保有するすべての口座に対して一括で適用される仕組みになっています。利用している証券会社の中に、この方式に対応していない会社が含まれているとすべての口座で選択できない場合があるとされています。
知っておくべきこと②: 源泉徴収ありの特定口座で株式数比例配分方式を選んでいる場合、確定申告をする際は口座内で受け取った配当金を「すべて申告する」か「すべて申告しない」かのいずれかを選ぶ形になり、銘柄ごとに申告方法を分けることはできない点に注意が必要です。
知っておくべきこと③: 配当金をすべて証券口座で受け取る形になるため、配偶者控除などの扶養の判定や配当控除の利用可否に影響するケースがあると指摘されています。家計全体の税務について気になる場合は、他の収入状況も踏まえて確認しておくと安心です。

特定口座との組み合わせで得られるメリット

株式数比例配分方式は、源泉徴収ありの特定口座と組み合わせることで、より使いやすさが増します。

損益通算の自動処理: 同じ年に株式の売却で損失が出た場合、特定口座内で配当金と自動的に相殺(損益通算)され、納めすぎた税金が調整されるため、確定申告の手間を減らせると評価されています。

一方で、一般口座や源泉徴収なしの特定口座を利用している場合は、この自動的な損益通算の仕組みが働かないため、必要に応じて自分で確定申告を行う必要がある点も合わせて押さえておきたいところです。

これから口座を開設する人や、口座の種類を見直したい人は、特定口座(源泉徴収あり)と株式数比例配分方式の組み合わせが扱いやすいとされています。

再投資・資産形成の視点から見たメリット

配当金をそのまま証券口座で受け取れることは、長期的な資産形成を目指す人にとって見逃せない利点です。

銀行口座への振込を待ってから買付注文を出す、といった手間がかからないため、配当金を次の投資に回すまでのタイムラグが少なく済みます。配当金を元手に同じ銘柄や別の銘柄を買い増す、いわゆる配当再投資のサイクルを作りやすい点は、コツコツ資産を積み上げたい人にとって相性の良い仕組みと言えます。

特にNISAの非課税枠を活用しながら配当株に投資している場合、非課税で受け取った配当金をさらに非課税枠で再投資できれば、税金で資産の増加スピードが削られにくくなります。こうした点も、株式数比例配分方式が多くの個人投資家に選ばれている理由の一つと考えられます。

まとめ

株式数比例配分方式は、保有している株式の数量に応じて配当金を証券口座で直接受け取れる仕組みで、新NISAの非課税メリットを配当金にも適用するためには欠かせない設定です。楽天証券ではマイメニューから数ステップで設定を確認・変更できるため、まだ設定していない人やNISA口座を開設したばかりの人は、一度自分の受け取り方式を確認してみることをおすすめします。源泉徴収ありの特定口座と組み合わせれば損益通算も自動化され、確定申告の手間を抑えながら、配当金を次の投資につなげやすくなります。複数の証券会社を利用している場合の制約や、確定申告の選択肢が口座単位になる点など、知っておくべきポイントも踏まえたうえで、自分の資産運用スタイルに合った受け取り方を選んでいきましょう。

楽天証券の株式数比例配分方式|配当金を非課税で受け取る設定方法をまとめました

株式数比例配分方式への設定は、NISAでの配当金非課税を実現し、配当金の再投資をスムーズにするための基本的な一歩です。設定自体は難しいものではないため、この機会に自分の口座設定を見直し、無駄なく資産運用を進めていきましょう。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、金融アドバイスではありません。個別のケースについては専門家にご相談ください。

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