スマホゲーム業界は、ここ数年で急速に成長している分野です。ゲーム開発大手から配信企業、周辺サービス企業まで、多くの上場企業がこの市場に参入しており、それぞれユニークな株主優待を展開しています。本記事では、ゲーム内アイテムや現金割引、グッズなど、スマホゲームファンにとって魅力的な優待を実施している10社をピックアップしました。推し企業への応援と、実質的なメリットを同時に得られる企業を厳選しています。ゲーム好きな投資家にこそ知ってほしい選択肢を揃えました。
1. abc (8783)

不動産投資事業を主軸としながら、ゲーム・サイバーセキュリティ事業へ積極展開する多角経営企業。近年はデジタル領域の強化に注力し、ゲーム関連事業の成長性も注目されています。18,400円という低額から投資できる点が個人投資家にとって魅力的です。
株主優待の中身
- 100株:初年度100ポイント/株(100株で10,000ポイント、1ポイント=1円)
- 101株以上500株未満:80ポイント/株
- 501株以上1,000株未満:50ポイント/株
- 長期保有で倍数アップ:1年以上で1.5倍、6年以上で2.0倍
- 自社グループ店舗で利用可能な1ポイント=1円のポイント
こんな人におすすめ
少額スタートでポイント制優待を活用したい初心者向け。自社グループの店舗利用がある方、長期保有で恩恵を受けたい投資家に最適です。
| 最低投資額(目安) | ¥18,400(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→10,000ポイント、長期保有で最大2倍 |
| 権利確定月 | 8月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上で1.5倍、最大6年以上で2.0倍) |
| 単元株数 | 100株 |
ポイント有効期限は贈呈後1年以内。自社グループの店舗拡大に伴い、利用先の増加も期待できます。
2. ソフトバンク (9434)

ソフトバンクグループの中核企業として、携帯通信基盤にICTソリューションを提供。5G・IoT時代のゲーム・エンタメ配信インフラとしての重要性は年々高まっています。安定した大型企業による優待で、年2回の権利確定が魅力です。
株主優待の中身
- 100株以上:1,000ポイント(1年以上継続保有時)
- 保有期間は3月31日から翌年3月31日までを1年とカウント
- ポイントはソフトバンクグループのサービス決済に利用可能
こんな人におすすめ
ソフトバンク回線ユーザーで通信費の節約を考える人向け。年2回の権利確定月で定期的に優待を受け取りたい投資家に適しています。
| 最低投資額(目安) | ¥22,180(100株) |
| 優待内容(要旨) | 1年以上保有で1,000ポイント |
| 権利確定月 | 3月、9月(年2回) |
| 長期保有特典 | あり(1年以上継続保有) |
| 単元株数 | 100株 |
年2回の権利確定日があるため、タイミングを合わせることで定期的な優待受け取りが可能です。
3. バンダイナムコホールディングス (7832)

玩具事業で業界首位級、ゲーム・映像・娯楽施設まで総合エンタメ企業として展開。スマホゲーム「モンスターストライク」など大型タイトルを多数保有。選択肢豊富な優待で自分に合った商品が見つかりやすいのが特徴です。
株主優待の中身
- 100株:1,000ポイント
- 300株以上:2,000ポイント
- 1,500株以上:4,000ポイント
- 選択肢が豊富:子ども商品券、ギフト、アミューズメントチケット、バンダイナムココイン、寄付など
- 500ポイント単位で複数選択可能
こんな人におすすめ
バンダイナムコのゲーム・施設利用者、ファミリー向け企業を応援したい投資家向け。子どもへのギフトや娯楽費節約に活用できます。
| 最低投資額(目安) | ¥365,300(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→1,000ポイント、300株→2,000ポイント、1,500株→4,000ポイント |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
優待はポイント制で500ポイント単位での複数選択が可能。自分のライフスタイルに合わせた使い分けができます。
4. ソースネクスト (4344)

セキュリティソフト・個人向け低価格ソフト開発の大手。自動翻訳機「ポケトーク」の拡大で注目度も上昇中。12,900円という手頃な投資額から始めるソフト企業としての格好の入門銘柄です。
株主優待の中身
- 100株:1年未満保有で2,000円相当(2枚)、1年以上保有で4,000円相当(4枚)
- 500株:1年未満で4,000円相当、1年以上で6,000円相当
- 1,000株:1年未満で8,000円相当、1年以上で10,000円相当
- クーポンは1枚1,000円相当で使用柔軟
- 有効期限:到着から翌年2月末日まで
こんな人におすすめ
ソフト購入を常時考えている方、長期保有で2倍の優待を狙う投資家向け。クーポンは1枚ずつ使えるため、計画的な購入が可能です。
| 最低投資額(目安) | ¥12,900(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→2,000~4,000円相当クーポン、1年以上保有で増額 |
| 権利確定月 | 12月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上継続保有で約2倍) |
| 単元株数 | 100株 |
クーポンは分割利用できるため、年間を通じた計画的な買い物に活用できます。1年以上保有で優待が2倍になるのは高評価。
5. サイバーエージェント (4751)

ネット広告事業からゲーム事業・ネットテレビ「ABEMA」へと事業転換。デジタルコンテンツ領域での成長性が注目される成長企業。ABEMA プレミアムの優待で、エンタメ配信をお得に楽しめます。
株主優待の中身
- 100株:ABEMA プレミアム利用料3ヶ月無料
- 500株以上:ABEMA プレミアム利用料12ヶ月無料(年間約6,000円相当)
- ABEMA プレミアムは広告なしで約30,000作品がいつでも見放題
- 新着コンテンツも随時追加
こんな人におすすめ
ABEMA ユーザーや動画配信好き、エンタメ費の節約を考える方向け。500株なら年1回の無料期間が大きな節約効果につながります。
| 最低投資額(目安) | ¥124,250(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→3ヶ月無料、500株→12ヶ月無料 |
| 権利確定月 | 9月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
ABEMA プレミアムの利用者なら、優待だけで年間コストがまかなえる場合も。サービス利用者ほど価値を感じやすい優待です。
6. ケイブ (3760)

ソーシャルゲーム大手として、モバイル・コンテンツプロバイダ業界で実績豊富。「怒首領蜂」など懐かしゲームも保持。長期保有でQUOカードの額が倍以上になるのが大きな魅力です。
株主優待の中身
- グッズ抽選:エコバッグ、スカジャン、ステンレスボトルなど(年1回、8月中旬案内)
- QUOカード(長期保有者向け):
- 1年以上保有:500円相当
- 3年以上保有:1,000円相当
- 5年以上保有:2,000円相当
- QUOカードは全国のコンビニ・書店などで使用可能
こんな人におすすめ
ゲーム開発企業への直接投資を考える方、長期保有で着実に優待額を増やしたい投資家向け。懐かしゲームファンにも。
| 最低投資額(目安) | ¥59,500(100株) |
| 優待内容(要旨) | グッズ抽選+QUOカード(1年以上で500円、5年以上で2,000円) |
| 権利確定月 | 5月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上で500円、3年で1,000円、5年で2,000円) |
| 単元株数 | 100株 |
QUOカードは5年の長期保有で4倍の2,000円に。グッズ抽選との組み合わせで、多角的に優待を楽しめます。
7. イー・ガーディアン (6050)

SNS・ゲーム業界のカスタマーサポートやコンテンツ監視を主力事業とするBtoB サービス企業。デジタルビジネスの裏側を支える重要な存在。ギフトカード選択肢の豊富さで、個人の利用シーンに合わせやすいのが特徴です。
株主優待の中身
- 100株以上:1年未満保有で5,000円相当、1年以上保有で8,000円相当
- 選択肢が豊富:Amazon ギフトカード、QUOカード Pay、PayPay マネーライト、d ポイント、au PAY ギフトカード、Visa e ギフト vanilla、Google Play ギフトコード、PlayStation Store チケットなど
- 毎年12月下旬に送付
こんな人におすすめ
ギフト選択肢の豊富さを活用したい方、1年保有で優待が増額される点で、中期投資家向け。キャッシュレス決済やゲーム購入費の補助に最適。
| 最低投資額(目安) | ¥167,600(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→5,000~8,000円相当ギフト、1年以上保有で増額 |
| 権利確定月 | 9月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上で3,000円増額) |
| 単元株数 | 100株 |
10種類以上のギフト選択肢から自分に合ったものを選べるのは大きな利点。ゲーム費用や生活費補助に幅広く対応できます。
8. コレックホールディングス (6578)

不動産仲介サイト「イエプラ」やゲーム攻略サイト「アルテマ」を運営するデジタルメディア企業。YouTuber 支援事業も展開。ゲーム関連メディアの収益化で注目度が上昇しています。
株主優待の中身
- 100株以上:1,000円相当(年2回)= 年間2,000円相当
- 権利確定月:2月末、8月末
- 各基準日から3ヶ月以内に送付
- 定期的に年2回の優待で継続的な恩恵が得られる
こんな人におすすめ
ゲーム攻略サイトの利用者、年2回の定期的な優待を活用したい投資家向け。少額から始められるのも利点。
| 最低投資額(目安) | ¥44,400(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→1,000円相当 × 年2回(年間2,000円相当) |
| 権利確定月 | 2月、8月(年2回) |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
年2回の権利確定で定期的な優待が得られるのが特徴。ゲーム攻略サイト「アルテマ」のユーザーなら応援も兼ねた投資ができます。
9. コーエーテクモホールディングス (3635)

ゲームソフト開発の実績豊富な企業。「三國志」「真・三國無双」「ウォーリアーズ」シリーズなど歴史題材ゲームに強み。新作ゲームを手軽に試せる優待が特徴です。
株主優待の中身
- 100株:新作ゲーム1本(40%割引)+既作ゲーム3本
- 500株以上:新作2本+既作4本
- 1,000株以上:新作3本+既作5本
- ゲーム購入費を大幅削減できるのが利点
- 割引率は最大40%で相当なお得感
こんな人におすすめ
コーエーテクモのゲーム好きプレイヤー、ゲーム購入費を節約したい方向け。毎年複数本のゲームを定価の40%割引で入手できます。
| 最低投資額(目安) | ¥153,200(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→新作1本40%割引+既作3本、500株→新作2本+既作4本 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
40%割引でゲーム購入できるのは、ゲーム好きにとって年間かなりの節約効果。毎年複数本のゲームを堂々と購入できます。
10. エイチームホールディングス (3662)

比較・情報サイト、スマホゲーム、EC サイトを幅広く運営するデジタルエコシステム企業。M&A による成長戦略で規模を拡大中。実用的なギフトが年2回得られるのが特徴です。
株主優待の中身
- 500株以上:10,000円相当(年2回)= 年間20,000円相当
- 権利確定月:1月末、7月末
- 各基準日から3~4ヶ月後に4月上旬、10月上旬に送付
- 年間20,000円相当は高い還元率で注目
こんな人におすすめ
年間20,000円以上の優待メリットを活用したい方、スマホゲーム関連企業への中堅投資を考える方向け。500株からのスタートが条件。
| 最低投資額(目安) | ¥494,500(500株) |
| 優待内容(要旨) | 500株→10,000円相当 × 年2回(年間20,000円相当) |
| 権利確定月 | 1月、7月(年2回) |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 500株 |
年間20,000円相当のギフト優待は、紹介した10社の中でも最高水準。投資規模が大きい分、メリットも大きいのが特徴です。
株主優待の取得時の注意点
株主優待を受け取るには、権利確定日の最後の営業日(権利付き最終日)に株式を保有していることが条件です。この日付を逃すと、その年の優待は受け取れません。また、短期売買をする際は、優待受け取り後に売却するタイミング次第で収益性が変わるため注意が必要です。
NISA(非課税投資制度)を利用すれば、株式の配当や売却益が非課税になります。スマホゲーム関連企業への投資は、このような税制優遇を活用することで、さらにお得になる可能性があります。
また、100株未満の単元割れ株では優待を受け取れない場合がほとんど。証券会社によって単元株数が異なる場合もあるので、事前に確認しましょう。
本記事で紹介した優待内容は、記事作成時点での情報です。優待内容は変更・廃止される可能性があるため、投資前に必ず各社の最新IR情報をご確認ください。
まとめ
スマホゲーム関連のおすすめ株主優待10選を紹介しました。ゲーム開発企業、配信プラットフォーム企業、ゲーム関連メディア企業など、スマホゲーム業界の成長に携わる企業の多くが、投資家に向けて充実した優待を提供しています。少額から始められる企業も多く、長期保有で優待が増額される銘柄も豊富です。
ただし、株式投資はリスクを伴うものです。企業業績の変動、市場環境の変化など、様々な要因が株価に影響します。本記事の情報は参考値であり、投資の最終判断はご自身の責任において行ってください。十分なリサーチと自分自身の投資判断の上で、スマホゲーム関連企業への投資を検討していただきたいと思います。














