毎日の暮らしに欠かせない生活雑貨。実は株主優待で手軽に良質なアイテムが手に入ります。本記事では、タオルやキッチン用品、入浴剤、食器など、実際に活躍する生活雑貨を提供する10社をセレクトしました。各社の優待は実用性に優れ、自分用にも家族へのギフトにも最適。幅広い商品ジャンルから、ライフスタイルに合った企業を見つけることができます。これからご紹介する10社の優待の内容と特徴を参考に、あなたのポートフォリオにぴったりな企業を探してみてください。
1. ライオン (4912)

ライオンは家庭用品を扱う大手化学企業で、歯磨き粉「クリニカ」、薬品「バファリン」などが有名です。国内有数の日用品メーカーとして、100年以上の歴史を持ちます。優待では、実際に毎日使う歯磨き粉やハブラシ、ハンドソープなど、生活に欠かせない消費財がセットでもらえるのが特徴。継続保有することで、優待内容がさらに充実します。
株主優待の中身
100株以上を1年以上保有すると、以下のセットがもらえます(毎年3月上旬送付):
- クリニカPRO plus 歯周バリア(歯磨き粉)
- システマハブラシ コンパクト4列ふつう
- キレイキレイ薬用泡ハンドソープ(シトラスフルーティの香り)
- NANOX one 洗浄プラス(衣料用洗剤)
- ルックプラス トイレのまるごと除菌消臭くん煙剤
こんな人におすすめ
毎月の日用品購入費を減らしたい方、実際に家で使う商品がほしい方に最適。ライオン製品は国内でも評判が高く、品質も安心。少額(約15万円)から始められるため、初心者投資家にも向きます。
| 最低投資額(目安) | ¥152,550(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株以上→日用品セット(歯磨き、洗剤、ハンドソープ等) |
| 権利確定月 | 12月 |
| 長期保有特典 | あり(3回以上連続保有で優待内容充実) |
| 単元株数 | 100株 |
毎月の日用品購入費がかなり浮きます。特に子どもがいる家庭では、歯磨きやハンドソープの消費が多いため、優待でもらえることで家計が助かります。
2. 王子ホールディングス (3861)

王子ホールディングスは1873年創立の老舗製紙企業で、板紙・洋紙で国内トップクラスの実績を持ちます。トイレットペーパーなどの生活用紙製品「王子ネピア」ブランドを傘下に置き、日本全国の家庭で最も使われる紙製品を製造・販売しています。アジアへの事業展開も進む大型企業です。
株主優待の中身
1,000株以上を6ヶ月以上保有すると、王子ネピア商品がもらえます。5,000株以上であれば、植林活動応援イベントやコンサート招待も対象となり、優待の幅が広がります。毎年6月頃の送付です。
こんな人におすすめ
トイレットペーパーやティッシュを定期購入している方に最適。紙製品は家庭で毎月必ず消費するため、優待でもらえば家計をしっかり節約できます。初期投資は約82万円と高めですが、確実な需要がある製品です。
| 最低投資額(目安) | ¥822,000(1,000株〜) |
| 優待内容(要旨) | 1,000株以上→王子ネピア製品、5,000株以上→植林イベント・コンサート招待 |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(6ヶ月以上保有が条件) |
| 単元株数 | 1,000株 |
年2回(3月と9月)の権利確定月があるため、優待をもらえるチャンスが年2度。紙製品は必需品なので、実用性の面で外れがありません。
3. ゆうちょ銀行 (7182)

ゆうちょ銀行は日本最大の預金金融機関で、全国の郵便局が営業拠点となるため、至る所でアクセスが可能です。カタログギフトでの優待は、食品から雑貨まで幅広い商品ラインアップから自分好みを選べる自由度が高いのが魅力。
株主優待の中身
500株以上を保有すると、3,000円相当のオリジナルカタログギフトがもらえます。カタログには「ふるさと小包」の食品、生活雑貨、社会貢献活動団体への寄付、オリジナルフレーム切手、ゆうちょPayポイントなど、幅広い選択肢が含まれています。毎年6月下旬の送付です。
こんな人におすすめ
既製品より好きなものを選びたい方に最適。カタログギフトは選ぶ楽しみがあり、生活雑貨から食品まで選べるため、自分のライフスタイルに合わせて優待を活用できます。初期投資は高めですが、確実にもらえる価値があります。
| 最低投資額(目安) | ¥1,398,250(500株〜) |
| 優待内容(要旨) | 500株以上→3,000円相当のカタログギフト |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 500株 |
カタログギフトなら、欲しい商品を自分で選べる自由度が高いのが利点。家族の好みに合わせて選択できるため、優待品の満足度が高いです。
4. SUMINOE (3501)

スミノエは名門繊維企業で、カーペットと室内装飾品で高い評価を得ています。国会の赤じゅうたん納入実績もあり、品質の信頼性が高い企業として知られています。自社関連の特産品をカタログギフトで選べる優待は、生活雑貨を含む幅広いラインアップが特徴です。
株主優待の中身
保有株数に応じて、オリジナルカタログギフトがもらえます:
- 300株以上:4,000円相当
- 400株以上:6,000円相当
- 1,000株以上:10,000円相当
カタログには自社とゆかりのある地域の特産品などを掲載。毎年8月開催の定時株主総会日以降の送付です。
こんな人におすすめ
カタログギフトから好きな商品を選びたい方に最適。少額投資(約38万円)でスタートでき、保有株数を増やすと優待額も上がるため、段階的な投資計画も立てやすい企業です。
| 最低投資額(目安) | ¥384,000(300株〜) |
| 優待内容(要旨) | 300株→4,000円、400株→6,000円、1,000株→10,000円のカタログギフト |
| 権利確定月 | 5月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
株数を増やすことで優待内容がグレードアップするため、「段階的に投資を増やしたい」という方の計画に合わせやすい企業です。
5. 日本製紙 (3863)

日本製紙は製紙業界の2強の一角で、洋紙では国内首位の実績があります。トイレットペーパー「スコッティ」は全国の家庭で馴染み深い商品です。最低投資額が約14万円と低額で、生活必需品がもらえるため、初心者向けの優待銘柄として優秀です。
株主優待の中身
100株以上を保有すると、スコッティ等のトイレットペーパーセットが1セットもらえます。毎年7月中旬頃の送付で、定期的に生活用紙製品を受け取ることができます。
こんな人におすすめ
トイレットペーパーは毎月確実に消費するため、優待でもらえば家計を直接的に助けられます。少額投資(約14万円)で始められ、優待品の実用性も最高水準。株主優待初心者にとって最適な入門企業です。
| 最低投資額(目安) | ¥144,300(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株以上→スコッティ等トイレットペーパーセット1セット |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
生活に欠かせないトイレットペーパーをもらえるため、購入予算を100%浮かせることができます。毎月の消費品費を節約したい方に最適です。
6. ダスキン (4665)

ダスキンは清掃用具レンタルの主力企業で、ミスタードーナツをFC展開しています。長期保有で優待が充実するのが特徴で、継続保有により優待券の枚数が増える設計になっています。アジアにも事業展開する中堅企業です。
株主優待の中身
100株以上の保有で優待券がもらえます。保有期間に応じて枚数が増えます:
- 100株・1年以上保有:2枚(500円相当/枚)
- 100株・3年以上保有:3枚
- 300株・1年以上保有:8枚、3年以上保有:10枚
- 500株・1年以上保有:14枚、3年以上保有:18枚
こんな人におすすめ
優待券はダスキンのサービス利用(クリーニングや家事サービスなど)に使えます。長期保有で枚数が増えるため、「長く持ち続けたい」という投資家に最適。少額スタート(約39万円)で、段階的に保有株を増やすのも一つの戦略です。
| 最低投資額(目安) | ¥390,700(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株1年以上→2枚、3年以上→3枚(500円相当/枚)、300株・500株で増枚 |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上・3年以上で優待内容が充実) |
| 単元株数 | 100株 |
年2回(3月と9月)の権利確定月があるため、年2度優待をもらえるチャンスがあります。長く保有すると優待枚数が増えるので、「長期投資で報われる」仕組みが好評です。
7. ヤマシンフィルタ (6240)

ヤマシンフィルタは建設機械向けの油圧フィルターで世界トップシェアを誇る機械メーカーです。産業用・医療用などの開発力に強みを持ち、健康関連の生活用品を優待品として提供しています。少額投資で始められる銘柄です。
株主優待の中身
200株以上を保有すると、以下の生活関連製品がもらえます:
- ヤマシン・フィルタマスクZexeed(ゼクシード)3枚入り1パック
- 究極のヤマシン・フィルタシート 30枚入り1パック
こんな人におすすめ
マスクや紙製品のような衛生用品をもらいたい方に向いています。感染症対策が日常的に必要な昨今、実用性の高い優待品です。初期投資は約10万円と低額で、ニーズの高い商品が得られるため、実用面でのメリットが大きいです。
| 最低投資額(目安) | ¥104,600(200株〜) |
| 優待内容(要旨) | 200株以上→マスクセット+フィルタシート |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 200株 |
マスクは消耗品のため、毎月購入予算を浮かせることができます。衛生用品を優待品とする企業は数少ないため、防疫を重視する方に重宝されています。
8. アスクル (2678)

アスクルはLINEヤフー傘下のオフィス用品宅配サービス企業で、個人向けECサイト「LOHACO」を運営しています。割引クーポンで実質的な家計節約ができるのが特徴で、生活雑貨から日用品まで幅広い商品が対象です。
株主優待の中身
100株以上を保有すると、LOHACO(アスクル個人向けサイト)で利用できる割引クーポンがもらえます:
- 年間2回送付
- 2,000円割引クーポン(年間総額)
- 500円割引クーポン4枚で構成
- 税込501円以上の商品が対象
こんな人におすすめ
LOHACOで生活雑貨を定期購入している方に最適。衣料、食品、生活用品など広いカテゴリから割引を使えるため、自分のニーズに合わせて活用しやすいのが魅力。最低投資額も約11万円と手頃です。
| 最低投資額(目安) | ¥117,700(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株以上→LOHACO割引クーポン2,000円相当(年2回) |
| 権利確定月 | 5月、11月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
年2回の権利確定月があり、年間2,000円の割引が得られます。LOHACOは食品から雑貨まで品揃えが豊富なので、生活費を直結的に減らしたい方に向いています。
9. 日清製粉グループ本社 (2002)

日清製粉は製粉業界の最大手で、パスタ類に強みを持つほか、機能性食品やサプリメント事業も展開しています。グループ傘下に健康食品ブランド「日清ファルマ」を持ち、食品・健康用品の充実した優待が特徴です。
株主優待の中身
500株以上を保有すると、以下から1点を選択できます:
- 日清ファルマ「ビフィコロンS」1箱
- 日清ファルマ「水溶化キューテン」1袋
- 日清ファルマ「有機青汁」1箱
- 日清製粉ウェルナ製品詰合せセット
- NBCメッシュテックCufitec製品セット(マスク5枚入り×2箱、カウンタークロス3枚入×2袋)
- 世界自然保護基金(WWF)ジャパンへの寄付(4,000円)
こんな人におすすめ
健康食品やサプリメントに関心がある方、または衛生用品(マスク)を選びたい方に向いています。選択肢の多さが魅力で、自分の優先ニーズに合わせて優待品を選べるため、満足度が高いです。
| 最低投資額(目安) | ¥984,750(500株〜) |
| 優待内容(要旨) | 500株以上→健康食品・マスク・衛生用品から1点選択 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 500株 |
複数の選択肢から好きな優待品を選べる自由度の高さが魅力。健康食品からマスクまで、バラエティ豊かな商品ラインアップが揃っています。
10. ピー・ビーシステムズ (4447)

ピー・ビーシステムズはIT・通信業界の企業で、企業の基幹システムをクラウド・仮想化支援するサービスが主力です。360度VRシアターの製造販売も手がけており、特製カレンダーとQUOカードによる充実した優待が特徴。最低投資額が全企業で最も手頃です。
株主優待の中身
100株以上を保有すると、毎年12月上旬に以下がもらえます:
- 特製カレンダー
- オリジナルQUOカード(500円相当)
こんな人におすすめ
QUOカードは全国のコンビニ・薬局で使える金券のため、生活雑貨や食品の購入に充てられます。最低投資額が約4万6千円と全企業の中で最も低く、「気軽に株主優待を始めたい」という初心者に最適。年1回の優待ですが、手軽さで人気です。
| 最低投資額(目安) | ¥45,800(100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株以上→特製カレンダー、オリジナルQUOカード(500円相当) |
| 権利確定月 | 9月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
初期投資が最も手頃(約4万6千円)なため、「とにかく気軽に始めたい」という初心者向け。QUOカードはどのコンビニでも使えるため、実用性が高いです。
株主優待の取得時の注意点
株主優待をもらうには、権利確定日時点での株式保有が必要です。権利確定日から約2営業日前(権利付き最終日)までに株式を購入し、その後も保有し続ける必要があります。売買タイミングを誤ると、優待を受ける資格を失うため注意が必要です。
また、NISAで株主優待銘柄を購入する場合は、売却益が非課税になるメリットがある一方、優待品の受け取りは通常通りです。単元割れ(100株未満)での保有では優待を受けられないため、購入時に単元数を確認しておくことが重要です。
本記事で紹介した優待内容は、取材時点の情報です。優待内容は変更・廃止される可能性があるため、投資前に必ず各社の最新IR情報をご確認ください。
まとめ
生活雑貨がもらえる株主優待は、実用性が高く、家計を直接的に助けられるのが大きなメリットです。本記事で紹介した10銘柄は、いずれも初心者から経験者まで検討の価値があります。日用品を多く消費する家庭ほど、株主優待の効果を実感しやすくなります。ただし、株式投資には価格変動のリスクが伴います。優待メリットだけでなく、企業の業績や将来性も合わせて判断し、投資の最終判断はご自身の責任のもとで行うようお願いいたします。













