選定基準
- 焼肉としゃぶしゃぶの両方が楽しめる — 焼肉専門では満足できない食事シーンもあるため、どちらのメニューも用意されている企業を優先しました。
- 優待の選択肢が充実している — 食事券や割引クーポン、お肉セットなど複数の形式から選べることで、ライフスタイルに合わせた使い方ができます。
- 複数回利用できる制度設計 — 1回限りではなく、年間を通じて継続的に優待を活用できる企業を選定しました。
- 長期的な優待継続の実績がある — 過去の配当・優待制度の歴史から、経営基盤が安定しており優待を継続しやすい企業を基準としています。
1. 物語コーポレーション (3097)

中部地盤の食べ放題焼肉チェーン「焼肉きんぐ」を中心に展開する外食企業。ラーメンやお好み焼き、寿司・しゃぶしゃぶなど多業態を傘下に置く。焼肉きんぐは全国にも出店を拡大中で、食べ放題の焼肉をリーズナブルに楽しめるのが特徴です。
株主優待の中身
- 100株以上(6ヶ月以上保有):3,500円相当(年間 7,000円相当)
- グループ全店舗で利用可能(焼肉きんぐ、ゆず庵ほか)
- テイクアウトにも対応
こんな人におすすめ
焼肉きんぐをはじめとした同グループの食べ放題焼肉チェーンをよく利用する方。年2回(6月末、12月末)に優待がもらえるため、定期的に焼肉を楽しみたい人向けです。
年2回の優待配分で、年間7,000円分を活用できる。焼肉きんぐの利用頻度が高いほど元が取りやすくなります。
| 最低投資額(目安) | ¥490,500 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株(6ヶ月保有)→年間7,000円分食事券 |
| 権利確定月 | 6月、12月 |
| 長期保有特典 | あり(6ヶ月以上保有) |
| 単元株数 | 100株 |
2. あみやき亭 (2753)

東海地盤の焼肉チェーン「あみやき亭」を主力とする外食企業。直営焼肉店での高級食材の提供が特徴で、ステーキ店舗の拡大にも力を入れています。長期保有で優待券が追加される制度も整っており、常連顧客向けの特典が充実しています。
株主優待の中身
- 100株以上:1,000円相当(年2回:3月、9月)
- 200株以上:2,000円相当(年2回)
- 3年以上保有でさらに優待券追加(1,000~4,000円相当)
- グループ全店舗で利用可能
こんな人におすすめ
あみやき亭を何度も訪問する方。3年以上の長期保有で優待額が増加するため、焼肉を習慣的に楽しむ投資家向けです。
3年以上保有で1,000~4,000円の追加優待が毎年付加されるため、最大で年間30,000円超の食事券を手にすることも可能です。
| 最低投資額(目安) | ¥134,200 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→年2,000円相当、200株→4,000円相当(年2回) |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上保有) |
| 単元株数 | 100株 |
3. 柿安本店 (2294)

松阪牛の精肉販売で有名な老舗企業。直営レストラン、百貨店への出店、オンライン販売など、高級食肉を多角展開しています。しゃぶしゃぶ、すき焼き用の松阪牛を優待で選べるのが大きな魅力です。
株主優待の中身
- 100株以上:利用券2枚(1,000円相当)またはグルメ引換券から選択
- グルメ引換券で松阪牛しゃぶしゃぶ用580g、プレミアムあぐ~しゃぶしゃぶ用800g等が選べる
- 長期保有(2年以上)で利用券1枚追加
こんな人におすすめ
松阪牛のしゃぶしゃぶやすき焼きを自宅で高級に楽しみたい方。精肉店の利用券でも、グルメセット選択でも対応でき、好みに応じて柔軟に活用できます。
高級食肉「松阪牛」のしゃぶしゃぶセットが直接選べるのは、焼肉好きにとって他では得られない価値があります。
| 最低投資額(目安) | ¥259,700 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→利用券2枚 or 松阪牛セット引換券選択 |
| 権利確定月 | 4月 |
| 長期保有特典 | あり(2年以上保有で利用券1枚追加) |
| 単元株数 | 100株 |
4. トラストホールディングス (3286)

不動産業が主軸ながら、温浴施設などの娯楽施設も展開する企業。株主優待では九州の特産食品を厳選して提供し、焼肉セット、馬刺し、かぼすブリしゃぶなど、焼肉・しゃぶしゃぶ関連の肉類セットが豊富に揃っています。
株主優待の中身
- 300株以上:5,000円相当の商品をカタログから選択
- 宮崎牛焼肉セット、かぼすブリしゃぶ、A5ランク佐賀牛セット等から選択可
- 九州産のこだわり食品多数(地魚鍋、あまおうセット等)
こんな人におすすめ
焼肉やしゃぶしゃぶを自宅で贅沢に楽しみたい方。300株以上という初期投資が必要ですが、年1回5,000円相当の肉セットで、趣味と投資を一体化できます。
食事券ではなく実物の肉セットが届くため、「焼肉をおうちで楽しみたい」という欲求が直結します。九州産の良質肉がお手元に届きます。
| 最低投資額(目安) | ¥297,600 (300株〜) |
| 優待内容(要旨) | 300株→宮崎牛焼肉セット等から選択(5,000円相当) |
| 権利確定月 | 6月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 300株 |
5. うかい (7621)

首都圏に高級レストラン「うかい亭」などを直営する上質な食事処。洋食・和洋折衷の創作料理で知られ、特に牛肉を使った料理に定評があります。優待では入場招待券またはうかい特選牛肉を選べる仕組みです。
株主優待の中身
- 100株以上:入場招待券9,000円相当(1,800円×5枚)
- 300株以上:入場招待券15,000円相当(3,000円×5枚)
- 500株以上で「うかい特選牛肉」15,000~60,000円相当に交換可
- 有効期間:1月1日~翌年2月末日まで
こんな人におすすめ
自宅で高級な牛肉料理を楽しみたい方。500株以上なら特選牛肉が選べるため、しゃぶしゃぶやステーキを本格的に楽しみたい投資家向けです。
500株以上で「うかい特選牛肉」を選択できることで、直営レストランのクオリティを自宅で再現できる贅沢が実現します。
| 最低投資額(目安) | ¥333,500 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→入場券9,000円相当、500株以上で牛肉セット15,000円相当選択可 |
| 権利確定月 | 9月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
6. ブロンコビリー (3091)

名古屋地盤で高級ステーキ店を展開する企業。炭焼き等の調理技法で付加価値を高め、東海から関東への出店を拡大中です。焼肉・ステーキ好きのための食事券のほか、お米の選択も可能な柔軟性があります。
株主優待の中身
- 100株以上:食事券2,000円相当(年間 4,000円相当)
- 200株以上で食事券4,000円相当 or お米2kg(年間 4kg)
- 500株以上で食事券6,000円相当 or お米4kg(年間 8kg)
- 年2回(3月、9月)配分
こんな人におすすめ
高級ステーキ店でのディナーを定期的に楽しみたい方。年2回の食事券配分で、季節ごとにブロンコビリーで贅沢な肉料理を堪能できます。
食事券とお米の選択肢があるため、好みに応じた優待活用が可能。お米派なら質の高い白米を毎年確保できます。
| 最低投資額(目安) | ¥417,500 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→年4,000円相当食事券、200株以上で選択肢あり |
| 権利確定月 | 6月、12月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
7. JMホールディングス (3539)

茨城中心に関東で食品スーパーを展開する企業。業務用スーパー「肉のハナマサ」は焼肉用の肉類を大量仕入れする顧客から支持が厚い。焼肉用の精肉が手軽に入手できるのが大きなメリットです。
株主優待の中身
- 100株以上(1年以上保有):グループ商品券1,000円相当
- 200株以上で精肉関連商品(2,500円相当)、お米、または商品券から選択
- 1,000株以上で精肉関連商品(3,500円相当)、お米3kg、または商品券から選択
- 年1回(11月)配分
こんな人におすすめ
「肉のハナマサ」で焼肉用の肉を定期購入している方。少額投資で始められるうえ、商品券で好みの食材を選べるため、焼肉好きの食卓を支える強い味方です。
最低投資額が¥133,600と、本記事で紹介する10社の中で最も安価。肉のハナマサの利用者にはコスパ最強の選択肢になります。
| 最低投資額(目安) | ¥133,600 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→商品券1,000円相当、200株以上で選択肢あり |
| 権利確定月 | 7月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上保有) |
| 単元株数 | 100株 |
8. ラクト・ジャパン (3139)

乳原料、豚肉など食肉加工品の商社として、欧米やオーストラリアからの輸入食肉を国内に供給する企業。焼肉用の肉類、加工品の選択肢が充実しており、長期保有で優待額がアップします。
株主優待の中身
- 100株以上(2年以上保有):カタログから1点選択(3,000円相当)
- 300株以上(2年以上保有):カタログから1点選択(5,000円相当)
- 焼豚とソーセージセット、町村農場バター、チーズセット等が選べる
- 年1回(2月末)配分
こんな人におすすめ
焼肉用の食肉や加工品にこだわる方。2年以上保有することで、高品質な食肉セットを毎年楽しめます。食卓を豊かにするための長期投資向けです。
食肉商社ならではの品質と選択肢の豊富さ。焼肉のおともになる加工品(ソーセージ、焼豚)が多数揃っており、食卓に奥行きが出ます。
| 最低投資額(目安) | ¥329,000 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株(2年保有)→3,000円相当食品、300株→5,000円相当 |
| 権利確定月 | 11月 |
| 長期保有特典 | あり(2年以上保有) |
| 単元株数 | 100株 |
9. チムニー (3178)

居酒屋「はなの舞」「さかなや道場」などを展開する外食企業。親会社傘下で「つぼ八」も運営。焼肉やしゃぶしゃぶと親和性の高い居酒屋業態で、年2回の優待配分が特徴です。
株主優待の中身
- 100株以上:食事券3,000円相当(年2回)
- 500株以上:食事券15,000円相当(年2回)
- チムニーオリジナル「角力カレー」などの優待品選択も可
- QRコード読込みで柔軟に選択できる仕組み
- 3月分は6月中旬頃、9月分は12月中旬頃発送
こんな人におすすめ
居酒屋でのカジュアルな食事を楽しむ方。年2回の優待で定期的に利用でき、焼肉や魚料理など多様なメニューを堪能できます。少額投資で始めやすいのも魅力です。
最低投資額は¥118,900。本記事で紹介する10社の中で最も安い価格で始められるため、初めての株主優待投資向けに最適です。
| 最低投資額(目安) | ¥118,900 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→年6,000円相当食事券(年2回) |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
10. ビーウィズ (9216)

デジタル技術を活用したコンタクトセンター、BPOサービスを提供するパソナグループ企業。焼肉・しゃぶしゃぶとの直接的な関連は薄いですが、優待制度がポイント制で充実。5,000点以上の商品からグルメセットなどを自由に選べる仕組みが特徴です。
株主優待の中身
- 200株以上:8,000ポイント(≒1円相当)
- 500株以上:22,000ポイント
- 1,000株以上:60,000ポイント
- お米、ブランド牛、飲料、銘酒など5,000点以上から選択可
- ポイント繰越制度あり(次回1回まで)
こんな人におすすめ
グルメセット選択の自由度を最優先したい方。焼肉・しゃぶしゃぶだけでなく、好みに応じてお菓子やお酒なども選べるため、家族みんなで楽しめます。
ポイント選択制の自由度が他社にない大きな魅力。200株単元で最低投資額が高めですが、ポイントを繰り越せるのも便利です。
| 最低投資額(目安) | ¥375,600 (200株〜) |
| 優待内容(要旨) | 200株→8,000ポイント(グルメ等から自由選択) |
| 権利確定月 | 5月 |
| 長期保有特典 | あり(ポイント繰越:次回1回) |
| 単元株数 | 200株 |
株主優待の取得時の注意点
優待内容は変更・廃止される可能性があるため、投資前に必ず各社の最新IR情報をご確認ください
株主優待を受け取るには「権利確定月の権利付き最終日」までに株を保有していることが重要です。権利付き最終日とは、株主名簿に記載されるための最終取引日のこと。権利付き最終日の翌日(権利落ち日)以降に売却しても、既に受け取ることが決まった優待は受け取れます。
優待の受け取り時期は企業によって異なり、権利確定月から数ヶ月かかることもあります。事前に企業の優待情報で確認しておくと、計画的に利用できます。
NISAで株主優待銘柄を購入する場合、配当金や売却益に税金がかからないメリットがある一方、損失を他の利益と相殺(損益通算)できないという制限があります。税務計画は投資家自身の判断で進めてください。
また、100株単位で購入できない場合は、単元未満株の購入制度を活用することも可能です。ただし取引手数料がかかる場合があるため、コスト確認が必須です。
まとめ
焼肉好き・しゃぶしゃぶ好きなら、食べるという喜びと投資の利益を一体化させることができます。本記事で紹介した10社は、直営の焼肉チェーン、高級肉の引換券、食事券、肉セットなど、形態は異なりますが、いずれも焼肉・しゃぶしゃぶを楽しむための実用的な優待です。最低投資額は118,900円~490,500円とばらつきがありますので、あなたの予算と利用頻度に合わせて選択してください。なお、投資の最終判断は必ず自己責任で、各社の最新IR情報を参照した上で進めることをお勧めします。













