ハンバーガー企業の多くは100株からの少額投資で株主優待がもらえることをご存知でしょうか。人気チェーンから地域密着型まで、企業によって優待内容は実に多彩です。食事券やクーポン、限定グッズなど、日々の食事をより楽しくしてくれる優待ばかり。これから紹介する10社は、ハンバーガー好きなら必見の優待を用意しています。各社の特徴を比較して、あなたにぴったりな企業を見つけてみてください。
1. 日本マクドナルドホールディングス (2702)

世界的ハンバーガーチェーンの日本国内最大手。全国の直営店で食事をする機会が多い投資家にとって、株主優待はそのまま生活の中で活躍します。長期保有で優待冊数が増える仕組みが特徴で、複数年保有すればするほどお得になります。
株主優待の中身
- 100株以上・1年以上保有:バーガー類、サイドメニュー、ドリンクの引換券が各6枚で構成された優待冊を年2冊
- 300株以上・1年以上保有:年6冊
- 500株以上・1年以上保有:年10冊
継続して1年以上保有(権利確定日を含む3回以上連続保有)の条件で、段階的に優待量が増加します。
こんな人におすすめ
ハンバーガーやドリンクをよく購入する習慣がある人、毎月のマクドナルド利用が必然的にある忙しいビジネスパーソンや学生向け。少額で始められ、長く持つほど優待が増えるため、息長く保有したい投資家向け。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最低投資額(目安) | ¥774,000 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→引換券年2冊、300株→年6冊、500株→年10冊 |
| 権利確定月 | 6月、12月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上継続保有で優待増額) |
| 単元株数 | 100株 |
優待利用は6月末と12月末の2回。引換券有効期限があるため、計画的な利用が大切です。
2. スターゼン (8043)
食肉卸の最大手として、全国のハンバーガーチェーンや外食チェーンに食材を供給する企業。200株から優待対象という条件がありますが、金額的価値は十分。マックカードやミートギフトなど、実用的な優待が特徴です。
株主優待の中身
- 200株以上:マックカード(Web申込限定)1,000円相当
- 600株以上:ミートギフトまたは加工品ギフト3,000円相当
- 1,000株以上:ミートギフトまたは加工品ギフト6,000円相当
- 6,000株以上:12,000円相当のギフト
さらに全株主対象の割引販売(中元・歳暮・おせち)も実施。
こんな人におすすめ
200株以上の投資資金がある人向け。食肉関連の高級ギフトに興味がある層、年間を通じてハンバーガーや外食の利用が多い人。社会貢献寄付への選択肢もあり、優待品より寄付を重視する投資家向け。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最低投資額(目安) | ¥112,400 (100株〜) ※優待対象は200株から |
| 優待内容(要旨) | 200株→マックカード1,000円相当、600株→ミートギフト3,000円相当、1,000株→6,000円相当 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
マックカードはWeb申込限定。ハガキ申込との選択肢もあり、条件を事前に確認が必須です。
3. フジタコーポレーション (3370)

北海道を地盤とするフランチャイズ展開企業。大手外食チェーンの店舗運営経験が豊富で、自社ブランド丼店も手掛けています。100株から参加でき、複数の引換券オプションから選べる柔軟性が特徴。
株主優待の中身
- 100株・1年未満保有:1,000円相当
- 100株・1年以上保有:1,500円相当
- 500株・1年以上保有:2,500円相当
- 1,000株・1年以上保有:4,000円相当
優待内容はカタログギフト、ミスタードーナツカード、モスカード(チャージ済み)から選択可能。
こんな人におすすめ
ドーナツやハンバーガーなど複数の飲食店利用が多い人。全国対応の選択肢(モスカード、ミスターD)があるため、地域に関わらず利用できる環境にある投資家向け。長期保有で増額する仕組みが魅力。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最低投資額(目安) | ¥48,100 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→1,500円相当、500株→2,500円相当、1,000株→4,000円相当 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | あり(3月末及び9月末の連続保有で1年以上で増額) |
| 単元株数 | 100株 |
カタログギフスは北海道限定。全国で利用するなら食事系カードを選びましょう。
4. モスフードサービス (8153)

モスバーガーの運営企業で、ハンバーガーチェーンの代名詞。3年保有で優待が大幅に増えるという長期保有特典が大きな魅力。ミスタードーナツとの兼用対応も便利です。
株主優待の中身
- 100株・3年未満:500円分の優待券×2枚(年4枚)
- 100株・3年以上:500円分の優待券×3枚(年6枚)
- 300株・3年以上:500円分の優待券×8枚(年16枚)
- 500株・3年以上:500円分の優待券×12枚(年24枚)
優待券はモスグループ・ミスタードーナツで利用可能。「MOSポイント」への交換も選択できます。
こんな人におすすめ
長期保有を前提とした投資家。3年目以降、優待額が大幅に増えるメリットが大きい。モスバーガーとドーナツ両方を利用する層にも最適です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最低投資額(目安) | ¥386,500 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→年4〜6枚、300株→年12〜16枚、500株→年20〜24枚 |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上で優待が50%増) |
| 単元株数 | 100株 |
優待有効期限は約10ヶ月間。2度の権利確定(3月・9月)があるため、計画的に消化できます。
5. ジーイエット (7603)

ジーンズカジュアル衣料チェーンの大手。マックハウスなど複数ブランドを展開しており、100株の少額から参加でき、3年保有で倍増する仕組みが特徴。衣料品利用者向けの優待です。
株主優待の中身
- 100株・3年未満:1,000円相当(年2,000円相当)
- 100株・3年以上保有:2,000円相当(年4,000円相当)
- 500株・3年以上保有:4,000円相当(年8,000円相当)
- 1,000株・3年以上保有:6,000円相当(年12,000円相当)
店舗での割引カード、または通販専用買物優待券(1,000円相当×5枚)から選択可能。
こんな人におすすめ
マックハウスなどのカジュアル衣料を定期的に購入する人。少額投資で開始でき、3年以上の長期保有で恩恵が大きい。通販利用者向けの優待オプションもあり、オンライン利用が多い層にも対応。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最低投資額(目安) | ¥8,900 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→1,000円相当、500株→3,000円相当、1,000株→5,000円相当(3年未満) |
| 権利確定月 | 2月、8月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上で倍増) |
| 単元株数 | 100株 |
非常に少額から投資可能。株価変動リスクを分散させたい初心者にも向いています。
6. 中西製作所 (5941)

業務用厨房機器大手で、ハンバーガーチェーンや学校給食システムなど、外食業界のインフラを支えている企業。マックカード(500円券)をティアで贈呈する優待が特徴。
株主優待の中身
- 100株・1年未満:ブロンズ(1,000円相当)= マックカード500円券×2枚
- 100株・1年以上保有:シルバー(2,000円相当)= 500円券×4枚
- 100株・2年以上保有:ゴールド(3,000円相当)= 500円券×6枚
- 300株の場合は上記の1ティア上が適用
保有期間で色分けされた「マックカード」が毎年6月下旬に贈呈されます。
こんな人におすすめ
マクドナルド利用が多い層。毎年の利用額が固定的で分かりやすく、長期保有で増額するメリットが明確。業務用機器を扱う堅実企業への投資としても魅力的。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最低投資額(目安) | ¥252,600 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→マックカード1,000〜3,000円相当、300株→2,000〜5,000円相当 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上で1,000円相当、2年以上でさらに増額) |
| 単元株数 | 100株 |
保有期間により「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」と色が変わります。継続保有の目安が明確で、励みになります。
7. ユナイテッド&コレクティブ (3557)

鶏料理居酒屋「てけてけ」やハンバーガー店「the 3rd Burger」など、自社直営店を全国で展開する企業。年間最大30,000円相当の割引が得られる大型優待が特徴。
株主優待の中身
- 100株:5,000円相当(年10,000円相当)= 店舗会計1,000円ごとに500円割引券×1枚
- 300株:15,000円相当(年30,000円相当)= 500円割引券×6枚
スマートフォンのアプリを使用し、自社全店舗(てけてけ、the 3rd Burger他)で利用可能。税込1,000円以上の会計から有効です。
こんな人におすすめ
自社店舗を頻繁に利用できる地域に住んでいる人。居酒屋とハンバーガー両方が好きで、月に複数回外食する層向け。100株でも年10,000円相当の割引が得られる、実用性の高い優待です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最低投資額(目安) | ¥56,200 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→5,000円相当(年10,000円相当)、300株→15,000円相当(年30,000円相当) |
| 権利確定月 | 2月、8月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
アプリ利用が必須。スマートフォンがない場合は利用できない点に注意。
8. ハイマックス (4299)

独立系システムインテグレータとして、金融機関向けシステム開発に強みを持つ企業。少額から始められ、社会貢献寄付を選択可能な優待が特徴。堅実な企業への投資を求める層向けです。
株主優待の中身
- 100株以上:1,000円相当
- 200株以上:2,000円相当
- 600株以上:3,000円相当
- 1,000株以上:4,000円相当
公益社団法人国土緑化推進機構「緑の募金」への寄付を選択することも可能。優待品の受け取りか寄付かを毎年選択できます。
こんな人におすすめ
社会貢献に関心がある投資家。優待品よりも環境保全への寄付を重視する人向け。100株の少額から参加でき、IT関連企業への投資分散を求める層にも適しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最低投資額(目安) | ¥117,500 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→1,000円相当、200株→2,000円相当、600株→3,000円相当、1,000株→4,000円相当 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
寄付選択時は所得控除の対象外。社会貢献を重視する場合も、税務面で確認が大切です。
9. 西日本鉄道 (9031)

北九州地盤の大手電鉄グループで、バス事業が主力。電車・バス乗車券から商品券・ホテル割引など多彩な優待を用意。地域内での利便性が高い企業です。
株主優待の中身
- 100株:電車株主優待乗車券×2枚(年4枚)、または商業施設で使える商品券×1枚(年2枚)、またはホテル割引カード
- 300株:乗車券4枚(年8枚)
- 6,000株以上:電車全線パスまたはバス全線パス
複数の優待カテゴリから選択可能。ホテル宿泊割引(20%)、レストラン・バー飲食割引(10%)も付帯。
こんな人におすすめ
九州地域の利用者。交通利用が多い人、グループホテルの宿泊・飲食割引が有用な層。旅行好きで西鉄グループ施設をよく使う人向けの多面的な優待体系。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最低投資額(目安) | ¥290,550 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→乗車券2枚、商品券1枚、または優待カード(複数から選択) |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上保有で宿泊割引枚数増加) |
| 単元株数 | 100株 |
優待内容の種類が豊富なため、自分のライフスタイルに合わせた選択が大切。事前に現地での利用可能性を確認しましょう。
10. Misumi (7441)

ENEOS系の九州有力特約店として、ガソリンスタンドやLPG供給事業を展開。500円券で日常生活に活用しやすい優待が特徴。身近な施設での利用が多い層向けです。
株主優待の中身
- 100株:500円券×1枚(年2枚)
- 500株:500円券×2枚(年4枚)
- 1,000株:500円券×4枚(年8枚)
- 2,000株以上:さらに高額
利用可能施設はセルフSS・ガソリンスタンド、ミスミガス店舗、車検のコバック、ケンタッキー、書店など広範。
こんな人におすすめ
ガソリン給油や車検を定期的に利用する人。日常生活で必ず使う施設での割引が得られるため、実用性が高い。100株から参加でき、利便性の高い優待を求める層に最適。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最低投資額(目安) | ¥172,000 (100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株→500円券×1枚、500株→2枚、1,000株→4枚 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
500円単位で使いやすい。月1回程度のガソリン給油で無駄なく消費できます。
株主優待の取得時の注意点
株主優待を受け取るには、権利確定月の最終営業日(権利付き最終日)に株式を保有していることが必須。この日を過ぎると優待を失うため、売買タイミングに注意が必要です。また、優待内容は変更・廃止される可能性があるため、投資前に必ず各社の最新IR情報をご確認ください。
NISA(少額投資非課税制度)との組み合わせも検討の価値あり。年間120万円までの投資なら非課税で優待を享受でき、効率的な資産運用が可能です。ただし、単元未満株(100株未満)では優待が得られない企業がほとんど。最低購入単位を必ず確認してから投資を始めましょう。
優待内容は変更・廃止される可能性があるため、投資前に必ず各社の最新IR情報をご確認ください。本記事の情報は作成時点のものであり、現在と異なる場合があります。
まとめ
100株から始められるハンバーガー関連企業の株主優待は、少額投資でも充実した特典が得られる選択肢に富んでいます。本記事で紹介した10社は、それぞれ異なる優待内容と保有条件を提供しており、あなたのライフスタイルや投資目的に応じて選択できます。ハンバーガーをはじめとする外食企業の優待なら、実生活で直接享受でき、投資へのモチベーションも高まるでしょう。ただし、投資の最終判断はご自身の責任において行い、各社のIR情報をもとに慎重に検討してください。













