株式会社奥村組の第87期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社奥村組の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。上期の業績は好調で、売上高は前年同期比17.2%増、利益も大幅に増加しました。建設業界では資材価格の高騰など厳しい環境が続いていますが、奥村組は着実に収益を上げています。今後も堅調な業績を維持し、株主還元にも力を入れていきそうです。

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企業情報

企業名: 株式会社奥村組
証券コード: E00083
決算期: 3月期

株式会社奥村組の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社奥村組の決算期は3月期で、決算日は3月31日です。当四半期報告書は、2023年12月31日を第3四半期末として作成されています。

主な事業

株式会社奥村組は、土木事業、建築事業、投資開発事業を主な事業としています。土木工事では官公庁向けの工事が中心で、建築事業では民間企業からの受注が多くなっています。また、不動産の開発・運営なども行う投資開発事業も強みの1つです。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比17.2%増の207,241百万円と好調でした。利益面でも、営業利益は13.0%増の9,986百万円、経常利益は12.6%増の11,111百万円と大幅増加しています。利益率も改善しており、土木事業の採算性が高まっているようです。

売上・利益の推移

過去3期の推移を見ると、売上高は年々増加しており、利益も同様に増加基調にあります。特に当第3四半期は前年同期比で大幅な増収増益となっています。土木、建築、投資開発といった各事業が好調に推移していることがうかがえます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の資産合計は358,942百万円で、前期末比で15,215百万円の増加となりました。一方、負債合計は177,513百万円と7,001百万円増加しています。純資産につきましては、181,429百万円と8,213百万円の増加となっています。

資産の部

資産の主な変動は、現金預金の減少と受取手形・完成工事未収入金等の増加です。手元資金は減少しているものの、事業活動が活発化していることがうかがえます。

負債の部

負債は若干増加していますが、短期借入金の増加が主な要因です。財務状況は引き続き健全に推移しているといえます。

純資産の部

その他有価証券評価差額金や繰延ヘッジ損益の増加により、純資産が改善しています。自己資本比率も49.9%と高水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前年同期比でやや低下しましたが、ROEは258.75%と前年同期比で大幅に改善しています。利益率の上昇と自己資本の効率的な活用が進んでいることがわかります。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は開示されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローが大幅な黒字となっていることから、事業活動が順調に推移していると考えられます。

配当の支払額

当第3四半期では2023年6月に1株当たり157円、2023年12月に77円の中間配当を実施しています。株主還元にも積極的に取り組んでいることがうかがえます。

今後の展望

今後も建設需要の堅調な推移や資材価格高騰への対応が課題となりそうですが、奥村組は土木・建築・投資開発の各事業でバランスの取れた収益基盤を持っており、更なる業績拡大が期待できます。

編集部のまとめ

株式会社奥村組の2023年12月期第3四半期決算は、売上高、利益ともに大幅に増加しており、建設業界の中でも強い業績を示しています。資材価格高騰などの課題はあるものの、土木、建築、投資開発の各事業が好調に推移しており、今後も安定した収益基盤を維持できると見られます。株主還元にも意欲的で、業績拡大とともに株主価値の向上にも期待がかかっています。

株式会社奥村組の決算日や配当についてまとめました。

株式会社奥村組の決算日は3月31日で、当四半期は2023年12月31日が第3四半期末となっています。配当は2023年6月に1株当たり157円、2023年12月に77円の中間配当を実施しており、株主還元にも力を入れています。今後も業績拡大と株主還元が期待される企業です。

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