大和ハウス工業株式会社の第85期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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大和ハウス工業の2023年12月期第3四半期決算が発表されました!国内外の事業が堅調に推移し、売上高と利益が前年同期を大きく上回りました。住宅分野やストック事業、海外事業の拡大などが業績を下支えし、企業価値の向上につながっています。持続的な成長に向け、新商品開発やDXの推進など、様々な取り組みが進められているところです。今後の展開にも注目が集まりますね。

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企業情報

企業名: 大和ハウス工業株式会社
証券コード: 19250
決算期: 2023年3月期

大和ハウス工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

大和ハウス工業は、3月31日を決算日とする企業です。決算発表は例年6月頃に行われ、四半期決算では2月、5月、8月、11月頃に発表されています。次回の決算発表は、2024年5月頃の予定となっています。

主な事業

大和ハウス工業は、戸建住宅、賃貸住宅、マンション、商業施設、事業施設、環境エネルギーなどの事業を展開しています。住宅分野では注文住宅や分譲住宅の建設、不動産の管理・運営などに注力しており、事業施設分野では物流施設や医療・福祉施設の開発にも取り組んでいます。また、グローバル展開も積極的に進めており、海外事業の拡大にも力を入れています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高3,756,464百万円(前年同期比9.8%増)営業利益284,980百万円(同28.0%増)経常利益277,452百万円(同27.2%増)親会社株主に帰属する四半期純利益216,284百万円(同30.1%増)と、全ての指標で前年同期を大きく上回りました。営業利益率は7.6%と高水準を維持しており、収益性も良好に推移しています。

売上・利益の推移

大和ハウス工業の売上高と利益は、3年連続で過去最高を更新するペースで推移しています。前期の売上高4,908,199百万円、営業利益456,012百万円から、当第3四半期累計では前年同期比で二桁増となっています。収益基盤の強化が進み、安定的な成長軌道に乗っていると言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の大和ハウス工業の連結貸借対照表は、資産合計6,541,264百万円、負債合計3,986,934百万円、純資産合計2,554,329百万円となっています。前期末から資産が約4,000億円増加し、バランスシートの拡大が進んでいます。

資産の部

資産の主な内訳は、現金預金378,773百万円、販売用不動産1,710,260百万円、仕掛販売用不動産590,840百万円などとなっています。事業拡大に伴い、たな卸資産が大幅に増加しています。

負債の部

負債の主な内訳は、短期借入金347,788百万円、社債659,000百万円、長期借入金1,001,328百万円などです。借入金や社債の発行などにより資金調達を行い、事業の拡大に備えています。

純資産の部

純資産の主な内訳は、資本金161,957百万円、利益剰余金1,821,610百万円です。親会社株主に帰属する四半期純利益216,284百万円の計上や、配当金の支払などにより、純資産が前期末から約1,650億円増加しています。

ROAとROE

大和ハウス工業のROA(総資産経常利益率)は、2023年12月期第3四半期で4.2%となっています。前年同期の3.5%から改善しており、資産効率が高まっていることがわかります。一方、ROE(自己資本当期純利益率)は12.0%となっています。自己資本利益率も高水準を維持しており、株主価値の向上に寄与していると評価できます。

キャッシュフロー

大和ハウス工業のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは140,771百万円の収入となっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは253,194百万円の支出と大きな支出超過となっています。こうした積極的な投資を背景に、事業基盤の拡大が進んでいるといえるでしょう。

配当の支払額

大和ハウス工業は、中間配当70円、期末配当63円の年間配当133円を実施する予定です。前期と比べ3円の増配となっており、安定配当を継続しています。株主還元の充実にも力を入れている企業だと言えます。

今後の展望

大和ハウス工業は、「第7次中期経営計画」において、「収益モデルの進化」「経営効率の向上」「経営基盤の強化」を掲げ、持続的な成長に向けた取り組みを進めています。特に海外事業の拡大や、ストック事業の強化、DXを活用したサービス向上などにも注力しています。先行きの景気動向には注意が必要ですが、着実に事業基盤を強化し、企業価値の向上に取り組んでいくことが期待されます。

編集部のまとめ

大和ハウス工業の2023年12月期第3四半期決算は、国内外で堅調な業績を示しました。住宅分野やストック事業、海外事業の躍進が収益拡大につながっています。一方で、資産や負債の積み上がりが顕著で、今後の成長投資に備えている様子がうかがえます。株主還元も維持しつつ、中期的な企業価値向上に向け、さまざまな取り組みを進めています。今後の動向にも注目が集まりそうですね。

大和ハウス工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

大和ハウス工業の決算日は3月31日で、例年6月頃に決算発表を行っています。また、年間配当は中間配当70円、期末配当63円の合計133円を予定しています。株主還元にも力を入れており、安定した配当政策を継続しています。

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