ＣＤＳ株式会社の2024年第1四半期の決算報告書が公開されました！売上高2,747百万円と前年同期比2.2%の増収となり、営業利益467百万円、経常利益463百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益314百万円と堅調な業績を収めています。特にデジタルソリューション事業とＦＡロボットソリューション事業が好調に推移し、全体の収益を押し上げました。
企業情報
企業名: ＣＤＳ株式会社
証券コード: 21690
決算期: 12月期
ＣＤＳ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール）は？
ＣＤＳ株式会社の決算日は12月31日です。決算報告は次の年の5月中旬に行われます。
主な事業
ＣＤＳ株式会社は、技術情報ソリューション事業、ＦＡロボットソリューション事業、デジタルソリューション事業の3つを主な事業展開しています。各事業のノウハウを組み合わせ、自動車業界をはじめとする様々な業界の企業に対して、製品開発から試験・解析、製造、販売、サービス保守に至る全行程をサポートしています。
今期の業績と利益率は？
当第1四半期の業績は、売上高2,747百万円、営業利益467百万円、経常利益463百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益314百万円となりました。利益率では、営業利益率17.0%、経常利益率16.9%、純利益率11.4%と、高い水準を維持しています。
売上・利益の推移
ＣＤＳ株式会社の売上高と利益は、過去1年間堅調に推移しています。2023年通期の売上高は10,767百万円、営業利益1,467百万円、経常利益1,399百万円、当期純利益998百万円と、2024年第1四半期の業績も前年同期から増収増益となっています。
四半期連結貸借対照表について
ＣＤＳ株式会社の2024年3月31日現在の四半期連結貸借対照表では、総資産11,121百万円、負債2,729百万円、純資産8,391百万円となっています。負債比率は24.5%と非常に健全な水準を維持しています。
資産の部
資産の部の主な内訳は、現金及び預金4,042百万円、受取手形・売掛金及び契約資産3,047百万円などとなっています。前期末と比べて資産合計が353百万円増加しています。
負債の部
負債の部では、買掛金436百万円、短期借入金670百万円、賞与引当金448百万円などが主な内訳となっています。負債合計は253百万円増加しました。
純資産の部
純資産の部では、資本金940百万円、利益剰余金6,245百万円などとなっています。純資産合計は99百万円増加しました。自己資本比率は75.5%と高水準を維持しています。
ROAとROE
ＣＤＳ株式会社のROA（総資産経常利益率）は4.2%、ROE（自己資本当期純利益率）は3.8%となっています。前年同期と比べROAは若干低下したものの、ROEは高い水準を維持しています。これは、高い収益性と資産効率性を示すものと言えるでしょう。
キャッシュフロー
当第1四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは396百万円のプラスとなっています。これは、税金等調整前四半期純利益463百万円などによります。また、投資活動によるキャッシュ・フローは17百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは142百万円のマイナスとなっています。全体としては196百万円の増加となり、手元流動性は良好に推移しています。
配当の支払額
ＣＤＳ株式会社は、2024年3月25日に2023年12月期の期末配当を1株当たり34円と発表しました。この配当は2024年3月26日に支払われる予定です。前期の年間配当は64円でしたので、今期の配当利回りは2.1%となります。
今後の展望
ＣＤＳ株式会社は、主力の「技術情報ソリューション事業」「ＦＡロボットソリューション事業」「デジタルソリューション事業」の3つの事業領域において、引き続き積極的な営業活動を展開していく方針です。特に「デジタルソリューション事業」の受注が好調に推移しており、今後の成長が期待できます。また、教育分野への取り組みも強化しており、中長期的な成長につなげていく考えです。
編集部のまとめ
ＣＤＳ株式会社の2024年第1四半期の決算は、増収ながら利益は若干減少したものの、全体としては堅調な業績を維持しています。特に「デジタルソリューション事業」と「ＦＡロボットソリューション事業」の好調が目立ちます。また、財務体質も健全で、株主還元も適切に行われています。今後の更なる成長に期待が高まる好決算だと言えるでしょう。
ＣＤＳ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ＣＤＳ株式会社の決算日は12月31日で、決算報告は次の年の5月中旬に行われます。また、2024年3月期の年間配当は1株当たり64円と、株主還元にも積極的な企業といえます。今後の業績と株価の動向に注目していきましょう。
