林兼産業株式会社の第85期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式市場を賑わせる企業の1つ、林兼産業株式会社の最新決算報告を分析しました。この企業は食品や飼料などの製造・販売を手がける老舗企業で、安定した業績を維持し続けています。

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企業情報

企業名: 林兼産業株式会社
証券コード: 22860
決算期: 2023年3月期

林兼産業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

林兼産業株式会社の決算期は3月期で、定時株主総会は6月下旬に開催されます。四半期報告書は年4回提出され、足元の決算では2023年12月31日を第3四半期末として報告されています。

主な事業

林兼産業株式会社は、食品事業飼料事業を主力としています。食品事業では機能性食品素材やさまざまな加工食品、肉類などを製造・販売しています。飼料事業では配合飼料や水産物の製造・販売を手がけています。その他に不動産事業も展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間(2023年4月~12月)の売上高は376億32百万円と前年同期比12.0%の増加となりました。利益面では、営業利益は11億84百万円と前年同期比119.0%の大幅増加、経常利益は13億88百万円と前年同期比118.9%の増加となりました。

売上・利益の推移

過去3年の売上高と利益の推移を見ると、売上高は402億44百万円(2022年3月期)、375億5百万円(2021年3月期)と横ばいで推移しています。一方、営業利益は6億41百万円(2022年3月期)、3億41百万円(2021年3月期)と年々改善してきています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末(2023年12月31日)の総資産は317億81百万円負債合計は206億50百万円純資産は111億31百万円となっています。前期末(2023年3月31日)と比べると、総資産は50億26百万円増加、負債は38億26百万円増加、純資産は11億99百万円増加しています。

資産の部

流動資産は186億40百万円と前期末から46億51百万円増加しています。これは主に受取手形及び売掛金が46億20百万円増加したことによるものです。固定資産は131億41百万円と前期末から3億74百万円増加しています。

負債の部

流動負債は154億68百万円と前期末から40億31百万円増加しています。これは主に買掛金が30億94百万円、未払金が6億15百万円増加したことによるものです。固定負債は51億81百万円と前期末から2億4百万円減少しています。

純資産の部

純資産合計は111億31百万円と前期末から11億99百万円増加しています。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益が10億75百万円計上されたことによるものです。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は前期末の4.5%から当第3四半期末では4.3%、ROE(自己資本利益率)は前期末の14.5%から当第3四半期末では12.2%となっています。ROAは若干低下しましたが、ROEは安定して高い水準を維持しています。この水準は同業他社と比べても高い方だと言えます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については、四半期連結キャッシュ・フロー計算書の作成は行っていないため詳細は不明ですが、営業活動によるキャッシュ・フローは好調であると推察されます。

配当の支払額

林兼産業株式会社は、年間配当金を1株当たり15円と安定して配当を行っています。直近の配当は2023年6月に行われ、この配当水準は過去数年間維持されています。

今後の展望

林兼産業株式会社は、「中期経営計画<挑戦>PhaseⅡ≪challenge2024≫」の下で、変化を恐れぬ挑戦を継続し、経営資源の選択と集中による構造改革を推し進めて収益力をより強固なものにすることを目指しています。また、環境負荷の軽減にも取り組み、SDGsの達成にも貢献していく方針です。

編集部のまとめ

林兼産業株式会社は食品事業と飼料事業を両輪に安定した業績を維持し続けている企業です。直近の四半期決算では、売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも前年同期比で大幅な増加を達成しています。特に、収益性の改善が顕著であり、収益力の強化に注力していることがうかがえます。また、中長期的な成長に向けた施策にも着手しており、今後の企業価値向上が期待されます。

林兼産業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

林兼産業株式会社の決算期は3月期で、四半期報告書は年4回提出されています。配当は年間1株当たり15円と安定しており、株主還元にも力を入れている企業だと評価できます。今後の成長に期待がかかる企業と言えるでしょう。

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