ホームポジション株式会社の第35期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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ホームポジション株式会社の2023年11月期第1四半期決算について、売上高は前年同期比25.3%減の3,392百万円となりましたが、住宅の需要動向に合わせた販売価格の調整などが図られています。一方で、資産は前期末比901百万円増加し、財務基盤も引き続き健全な状況にあります。今後は、お客様のニーズにきめ細かく対応しながら、さらに業績の改善を目指していくことが期待されます。

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企業情報

企業名: ホームポジション株式会社
証券コード: E35234
決算期: 8月31日

ホームポジション株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ホームポジション株式会社の決算日は8月31日です。毎年8月に本決算を行い、その後の10月下旬頃に決算短信を発表しています。また、四半期決算も行っていて、今回ご紹介したのは2023年11月30日を期末とする第1四半期決算結果となります。

主な事業

ホームポジション株式会社は、主に戸建分譲事業を行っている企業です。東海エリアおよび関東エリアを中心に、品質・性能・居住性を追求したデザイン性に優れた住宅を提供しています。顧客ニーズに合わせた住宅の企画・設計から施工、販売まで一貫したサービスを展開しています。

今期の業績と利益率は?

2023年11月期第1四半期の業績は、売上高が3,392百万円と前年同期比25.3%減少しましたが、販売価格の調整などにより収益性は維持できている状況です。一方で、営業損失は214百万円となり、経常損失も269百万円と計上されています。今後は在庫の適正化や需要動向への的確な対応をさらに進めていく必要があります。

売上・利益の推移

ホームポジション株式会社の直近の売上高は堅調に推移してきましたが、当第1四半期は前年同期比で25.3%減少しています。また、利益面でも前年同期比で大幅な減少となっています。これは、主力の郊外物件の販売が振るわず、全体の収益性が低下したためです。今後は在庫の適正化や販売価格の調整などにより、収益性の改善につなげていく必要があります。

四半期連結貸借対照表について

ホームポジション株式会社の2023年11月期第1四半期の貸借対照表を見ると、総資産は前期末比901百万円増加の15,976百万円となっています。これは主に、在庫である販売用不動産や仕掛販売用不動産の増加によるものです。一方、負債も1,121百万円増加の12,045百万円となりました。これは在庫の積み上げにより、借入金などが増加したためです。自己資本比率は24.6%と前期末から2.9ポイント低下しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が795百万円減少した一方で、在庫となる販売用不動産が743百万円、仕掛販売用不動産が797百万円それぞれ増加しています。これは、需要動向を踏まえた適切な在庫水準の維持を図った結果です。

負債の部

負債の部では、在庫積み上げに伴い、短期借入金が763百万円、1年内返済予定の長期借入金が94百万円それぞれ増加しました。また、長期借入金も214百万円増加しています。

純資産の部

純資産の部では、四半期純損失の計上と株主配当の支払いなどにより、利益剰余金が219百万円減少し、自己資本比率は24.6%となりました。財務体質の強化が課題となっています。

ROAとROE

ホームポジション株式会社の収益性を示す指標であるROA(総資産経常利益率)とROE(自己資本当期純利益率)は、当第1四半期では大幅に悪化しています。ROAは前年同期の2.3%から-6.7%に、ROEは前年同期の1.5%から-4.8%に低下しました。これは、売上高と利益が大きく減少したことが主な要因です。今後は、収益性の改善による収益力の強化が重要な課題となっています。

キャッシュフロー

ホームポジション株式会社の当第1四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが-902百万円と大幅なマイナスとなりました。これは、棚卸資産の増加に伴う支出の増加によるものです。一方で、財務活動によるキャッシュ・フローは107百万円のプラスとなりました。今後は、在庫の適正化を図りながら、資金効率の改善にも取り組んでいく必要があります。

配当の支払額

ホームポジション株式会社は、株主還元として配当を行っており、当第1四半期では1株当たり5円の配当を行いました。これは前年同期と同水準の配当となっています。今後も適正な利益水準の確保と財務体質の強化を図りながら、株主への利益還元にも努めていく方針です。

今後の展望

ホームポジション株式会社は、今後も東海エリアと関東エリアを中心に事業展開を進めていきます。需要動向を適切に捉え、在庫水準の適正化や販売価格の調整などに取り組むことで、収益力の強化を目指します。また、デザイン性の高い住宅の提供を通じて、顧客満足度の向上にも努めていく方針です。中期的には、さらなる事業基盤の強化と収益の拡大を目指していきます。

編集部のまとめ

ホームポジション株式会社の2023年11月期第1四半期決算は、売上高や利益が前年同期比で減少するなど厳しい結果となりました。一方で、財務体質は引き続き健全な水準を維持しており、今後はニーズに合わせた適切な在庫管理や販売価格の設定など、収益力の改善に向けた取り組みが期待されます。引き続き、顧客満足度の向上と財務基盤の強化に努めていくことが重要です。

ホームポジション株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ホームポジション株式会社の決算日は8月31日で、年2回の決算(第2四半期、本決算)を行っています。また、同社は株主への利益還元策として、年1回の配当を実施しており、当期の配当は1株当たり5円となりました。引き続き、財務体質の強化と適切な株主還元に取り組んでいくことが期待されます。

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