この決算報告は株式会社cotta(コッタ)の2023年10月1日から12月31日までの第1四半期の業績レポートです。cotta(コッタ)は主に製菓・製パン用の食材やキッチングッズなどを扱う会社で、今期も売上高が前年同期比6.9%増と好調な業績を維持しています。
企業情報
企業名: 株式会社cotta
証券コード: E02982
決算期: 9月
株式会社cottaの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社cotta(コッタ)の決算期は9月末日で、第1四半期の決算日は12月31日です。決算発表は2月中旬に行われる予定です。
主な事業
株式会社cotta(コッタ)は、菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業を主力事業としています。インターネットを通じたBtoC販売とBtoB販売の2本柱で事業を展開しています。製菓・製パン業界のマーケットリーダーとしての地位を築き上げており、顧客への提案力と商品開発力が強みとなっています。
今期の業績と利益率は?
今期の第1四半期(2023年10月1日~12月31日)は、売上高2,785百万円、営業利益277百万円と好調な業績を収めました。利益率では、営業利益率が9.9%と前年同期比で若干低下したものの、依然として高水準の収益性を維持しています。
売上・利益の推移
cotta(コッタ)は過去数期にわたり、売上高、営業利益ともに増加基調を続けています。2023年9月期には過去最高益を達成しており、今期も堅調な業績が続くことが期待されます。
四半期連結貸借対照表について
株式会社cotta(コッタ)の2023年12月末時点の連結貸借対照表は、資産合計6,561百万円、負債合計2,545百万円、純資産4,016百万円と健全な財務体質を維持しています。
資産の部
流動資産は4,803百万円で、現金及び預金が1,942百万円、受取手形及び売掛金が556百万円、棚卸資産が1,916百万円となっています。固定資産は1,757百万円で、建物及び構築物、土地などの有形固定資産が1,395百万円を占めています。
負債の部
流動負債は2,222百万円で、支払手形及び買掛金が711百万円、短期借入金が840百万円などとなっています。固定負債は322百万円と少額です。
純資産の部
純資産は4,016百万円で、利益剰余金が2,974百万円を占めています。自己資本比率は61.2%と高水準を維持しています。
ROAとROE
株式会社cotta(コッタ)のROA(総資産経常利益率)は、4.4%で前年同期比若干低下していますが、ROE(自己資本利益率)は5.2%減の18.5%と高い水準を維持しています。これは、コストの管理や販促効率化などの経営努力により、高収益体質を維持できていることを示しています。
キャッシュフロー
株式会社cotta(コッタ)の当第1四半期のキャッシュフローは公表されていませんが、前期は営業CF580百万円、投資CF-120百万円、財務CF-130百万円と堅調な内容でした。今期も安定した営業キャッシュ・フローが期待できる見通しです。
配当の支払額
株式会社cotta(コッタ)は、株主還元の一環として年2回(中間期末・期末)の配当を実施しています。今期の第1四半期では、1株当たり8円の期末配当を実施しました。今後も継続的な配当政策を維持していく方針です。
今後の展望
株式会社cotta(コッタ)は、「つくる喜びと食べる幸せを世界にめぐらせる」というパーパスの実現に向けて、BtoB事業の更なる拡大とBtoC事業の底上げに取り組んでいきます。また、2023年10月にはアスコット株式会社を連結子会社化し、生協向け荒物雑貨の販売基盤も強化しています。今後も持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。
編集部のまとめ
株式会社cotta(コッタ)は、主力の菓子・パン資材及び雑貨等の販売事業において、BtoB事業の強化とBtoC事業の底上げを図りながら、堅調な業績を維持しています。同社は過去最高益を達成するなど高収益体質を維持しており、今後も安定した収益基盤と健全な財務体質を背景に、更なる成長が期待できる企業です。
株式会社cottaの決算日や配当についてまとめました。
株式会社cotta(コッタ)の決算期は9月末日で、第1四半期の決算日は12月31日です。配当は年2回(中間期末・期末)実施しており、直近では1株当たり8円の期末配当を実施しました。今後も安定配当を維持していく方針のようです。