株式会社コーエーテクモホールディングスの2023年第3四半期決算がついに発表されました。売上高は611億円と過去最高を記録し、経常利益は338億円と大きく増加しました。業績は好調で、投資家の皆さんも期待が高まっていることでしょう。
企業情報
企業名: 株式会社コーエーテクモホールディングス
証券コード: 36350
決算期: 3月期
株式会社コーエーテクモホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社コーエーテクモホールディングスの決算は3月期で、決算日は3月31日になります。第3四半期決算は12月31日時点での決算となります。
主な事業
株式会社コーエーテクモホールディングスは、ゲームソフトの開発・販売を中心とするエンタテインメント事業を展開しています。代表的なブランドには「シブサワ・コウ」「ω-Force」「Team NINJA」「ガスト」「ルビーパーティー」「midas」などがあります。また、アミューズメント事業や不動産事業などの事業も手掛けています。
今期の業績と利益率は?
今期の第3四半期累計では売上高611億円と過去最高を記録しました。経常利益は338億円と前年同期比100.4%増と大幅に増加しています。利益率も高く、順調に推移していると言えるでしょう。
売上・利益の推移
過去3年の売上高と経常利益の推移を見ると、売上高は右肩上がりで増加しており、経常利益も大幅に伸びています。特に今期の第3四半期累計では過去最高の実績を示しました。業績は堅調に推移しているといえるでしょう。
四半期連結貸借対照表について
株式会社コーエーテクモホールディングスの四半期連結貸借対照表を見ると、資産総額は2,448億円となっています。負債総額は872億円で、純資産は1,575億円と財務状況は良好です。
資産の部
資産の部では、有価証券が455億円増加した一方で、売掛金や投資有価証券が減少しました。流動性は高く、財務基盤は安定しています。
負債の部
負債の部では、短期借入金が150億円増加したことが主な要因です。ただし、負債比率は35.7%と健全な水準を維持しています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が85億円増加し、株主資本が拡大しています。自己資本比率は64.1%と高い水準を保っています。
ROAとROE
ROAは直近12.5%、ROEは15.6%と高い水準を維持しています。これは、売上高の増加と経常利益の大幅な増加によるものです。投資効率も良好で、株主価値の向上にもつながっていると言えるでしょう。
キャッシュフロー
キャッシュフローは全体的に良好な状況です。営業活動によるキャッシュフローは235億円の収入となっており、積極的な投資活動も行えるようです。財務活動では借入金の増加があったものの、全体としては安定したキャッシュフローが確保できています。
配当の支払額
株式会社コーエーテクモホールディングスは、1株当たり50円の期末配当を実施しました。配当性向は約50%と、株主還元も積極的に行っていることがうかがえます。
今後の展望
今後もグローバルIPの創造と展開に注力し、新作タイトルの投入や既存タイトルの着実な成長を目指します。また、有力なゲーム会社との提携も進めており、今後の事業拡大が期待できそうです。
編集部のまとめ
株式会社コーエーテクモホールディングスの2023年第3四半期決算は、売上高、経常利益ともに大幅な増加となりました。財務基盤も安定しており、今後の成長が期待できる企業だといえるでしょう。株主還元も積極的に行われており、投資家の関心も高まっています。今後の展開にも注目が集まりそうですね。
株式会社コーエーテクモホールディングスの決算日や配当についてまとめました。
株式会社コーエーテクモホールディングスの決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日時点となります。また、同社は1株当たり50円の期末配当を実施しており、株主還元に積極的に取り組んでいることがわかりました。今後の業績と成長に期待が高まっている企業だと言えるでしょう。