ベイシス株式会社の第24期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ベイシス株式会社の令和6年3月期 第3四半期決算が発表されました!
同社は通信インフラ構築のノウハウ・スキルと最新テクノロジーを掛け合わせたサービスを提供し、安定した業績を維持しています。
今期の業績や今後の展望などを紹介していきます。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: ベイシス株式会社
証券コード: 40680
決算期: 6月

ベイシス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ベイシス株式会社の決算日は6月30日で、第3四半期決算は2024年3月31日が基準日となっています。
この第3四半期決算の報告書が2024年5月15日に発表されました。

主な事業

ベイシス株式会社は、「インフラテック事業」を中核事業としています。
通信インフラ構築においてノウハウ・スキルを持ち、最新テクノロジーを融合させたサービスを展開しています。
具体的には、モバイルエンジニアリングサービスやIoTエンジニアリングサービス、その他の事業を展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高4,695,143千円営業利益8,906千円経常利益6,828千円親会社株主に帰属する四半期純損失24,102千円となりました。
モバイルエンジニアリングサービスやIoTエンジニアリングサービスが堅調に推移しているものの、先行投資による費用が増加したことから、最終的には純損失となりました。

売上・利益の推移

前年同期比での比較はできませんが、第3四半期連結累計期間の売上高は4,695,143千円でした。
収益面では、モバイルエンジニアリングサービスが2,653,317千円、IoTエンジニアリングサービスが1,657,918千円と好調に推移しています。
一方で、先行投資により費用が増加したことから、経常利益は6,828千円と微増にとどまりました。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産3,795,607千円負債合計1,862,711千円純資産合計1,932,895千円となっています。
資産の部では現金・売掛金・仕掛品が主な構成要素、負債の部では借入金が目立ちます。
自己資本比率は50.9%となっており、財務体質は健全に推移しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金878,525千円売掛金1,759,769千円仕掛品318,794千円などが主な構成要素となっています。
運転資金や設備投資に必要な資金を保持しつつ、売上債権や在庫も適切に管理されていることがわかります。

負債の部

負債の部では、短期借入金700,000千円1年内返済予定の長期借入金45,000千円長期借入金255,000千円などが主な構成要素となっています。
運転資金の確保のために借入金を活用していますが、自己資本比率も高く、健全な財務体質を維持しています。

純資産の部

純資産の部は1,932,895千円となっています。
資本金334,897千円、資本剰余金285,697千円、利益剰余金1,312,603千円と、着実に自己資本が蓄積されており、財務基盤が強化されています。

ROAとROE

同社のROAは0.2%、ROEは△1.2%となっています。
ROAは低水準ですが、これは主に先行投資の影響により四半期純損失が計上されたことが要因です。
一方でROEも△1.2%と低下しており、収益性の改善が課題となっています。今後の業績回復に期待が持てます。

キャッシュフロー

キャッシュ・フローの状況については、詳細な数値は開示されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローはプラスとなっていることがわかります。
一方で、投資活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなっているため、設備投資や買収等の資金需要があったことが推測されます。
財務活動によるキャッシュ・フローは借入金の増加により増加したものと考えられます。

配当の支払額

今期の配当については未発表です。前期は1株当たり9円の配当を実施しており、今後も安定的な配当を行っていくことが期待されます。
ただし、今期は純損失の計上を余儀なくされたため、来期以降の配当動向には注意が必要です。

今後の展望

同社は、IoTエンジニアリングサービスの事業拡大に注力しつつ、サーバーやネットワーク関連のITインフラ領域への事業拡大も進めています。
また、株式会社アヴァンセ・アジルの子会社化により、NTTグループ企業を中心とした人材派遣事業にも注力していきます。
これらの取り組みにより、中長期的な成長が期待できるでしょう。

編集部のまとめ

ベイシス株式会社は、通信インフラ構築を中核事業としつつ、最新のテクノロジーを融合させたサービスを提供する「インフラテック事業」を展開しています。
当第3四半期連結累計期間は、モバイルエンジニアリングサービスやIoTエンジニアリングサービスが好調に推移しましたが、先行投資による費用増加の影響から最終的に純損失となりました。
一方で財務状況は健全であり、今後はIoTやITインフラ領域への事業拡大に注力することで、更なる業績拡大が期待できます。

ベイシス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ベイシス株式会社の決算日は6月30日で、第3四半期決算は2024年3月31日が基準日となっています。
前期は1株当たり9円の配当を実施していますが、今期は純損失を計上したため、来期以降の配当動向には注意が必要です。
同社は中長期的な成長に向けて、IoTやITインフラ領域への事業拡大を推進しているため、今後の業績に注目が集まります。

タイトルとURLをコピーしました