株式会社カオナビの第16期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社カオナビの2023年12月期の第3四半期決算が発表されました。売上高は55億3,059万5千円と前年同期と比べ27.5%の増加となっています。利益面でも、経常利益は4億9,960万2千円と前年同期比93.3%の大幅な増加となっています。経営状況は堅調に推移していることがわかります。

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企業情報

企業名: 株式会社カオナビ
証券コード: 44350
決算期: 3月期

株式会社カオナビの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社カオナビの決算期は3月期で、年1回の本決算と2回の四半期決算を実施しています。2023年12月期の第3四半期決算が今回の報告内容となります。

主な事業

株式会社カオナビは、「”はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスのもと、企業の人材情報をクラウド上で一元管理し、データ活用のプラットフォームとなるタレントマネジメントシステム『カオナビ』を提供しています。生産年齢人口の減少を背景に、人事課題に悩む企業が増加する中で、カオナビのニーズは高まっています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は、売上高が55億3,059万5千円と前年同期比27.5%の大幅増加となりました。また、経常利益は4億9,960万2千円と前年同期比93.3%の大幅な増加です。これらの結果から、カオナビの事業が着実に成長していることが伺えます。

売上・利益の推移

過去3年の売上高と利益の推移を見ると、売上高は着実に増加しており、利益面でも大幅な増加となっています。これは主力のタレントマネジメントシステム『カオナビ』が順調に売上を伸ばしていることが要因です。同社は今後もこの勢いを維持し、さらなる成長を目指しています。

四半期連結貸借対照表について

同社は四半期連結財務諸表を作成していないため、四半期貸借対照表について分析を行います。資産の部では、現金及び預金が前事業年度末より9億5,521万7千円増加しています。一方、負債の部では、前受収益が5億4,773万3千円増加しているものの、長期借入金が3億2,738万1千円減少しています。純資産の部では、四半期純利益の計上により2億9,563万6千円増加しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が43億5,487万9千円と前事業年度末より大幅に増加しています。これは業績が好調だったことから、手元流動性が高まったためと考えられます。一方で、敷金が3億763万9千円減少しています。

負債の部

負債の部では、前受収益が26億2,032万9千円と大幅に増加しています。これは主力のタレントマネジメントシステム『カオナビ』の売上が順調に推移したことが要因です。また、長期借入金が減少したことで財務体質の改善が進んでいます。

純資産の部

純資産の部では、四半期純利益の計上により17億8,694万7千円と前事業年度末から大幅に増加しています。これにより、自己資本比率も34.1%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前年同期から1.9ポイント上昇し、9.5%となっています。また、ROEも前年同期から0.89ポイント上昇し、15.8%となっています。これらの指標の改善は、経営の効率化と収益性の向上が進んだことを示しています。同社は今後もさらなる成長と収益性の向上を目指していきます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは11億3,745万7千円のプラスとなりました。これは主に、税引前四半期純利益4億1,284万7千円と、前受収益の増加5億4,773万3千円によるものです。一方、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなっており、施設の移転等に関する支出が主な要因です。

配当の支払額

株式会社カオナビは現在、無配の状況です。今後の業績動向を見ながら、株主還元策の検討を行っていくものと考えられます。

今後の展望

株式会社カオナビは、中期経営方針として「継続的なARRの成長」、「収益性の向上」、「非財務的活動の推進」の3つを掲げています。今後も人材データプラットフォームの構築に注力し、新機能の開発やサービスの連携強化により、顧客体験価値の向上を目指していきます。さらに、組織体制の強化やマーケティング活動の加速などにも取り組み、持続的な成長を実現していく方針です。

編集部のまとめ

株式会社カオナビは、タレントマネジメントシステム『カオナビ』の提供を通じて、企業の人事課題解決に貢献しています。今回の決算では、売上高、利益ともに大幅な増加となり、事業の成長が順調に推移していることが確認できました。今後も人材データプラットフォームの進化や新機能開発に注力し、さらなる成長を目指していくことが期待されます。

株式会社カオナビの決算日や配当についてまとめました。

株式会社カオナビの決算期は3月期で、年1回の本決算と2回の四半期決算を実施しています。現在は無配の状況ですが、今後の業績動向を見ながら、株主還元策の検討を行っていくものと考えられます。同社は中期的な成長を目指しており、人材データプラットフォームの進化や新機能開発に注力していく計画です。

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