花王株式会社の第119期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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花王株式会社の決算が発表されました。2024年12月期第1四半期の業績は好調で、売上高が前年同期比5.2%増の3,658億円となりました。このことから、花王の事業は堅調に推移しており、営業利益は220億円と前年同期比147億円増加しています。四半期利益は173億円と大幅な増益となっています。

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企業情報

企業名: 花王株式会社
証券コード: E00883
決算期: 12月

花王株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

花王株式会社の決算日は12月31日です。決算短信の発表は5月中旬、株主総会は3月下旬に行われます。

主な事業

花王株式会社は、ファブリックケア製品、ホームケア製品、サニタリー製品、スキンケア製品、ヘアケア製品、パーソナルヘルス製品、ライフケア製品、化粧品などの一般消費財と、オレオケミカルや界面活性剤などの化学品を製造し、国内外のネットワークを通じて製品を販売しています。

今期の業績と利益率は?

2024年12月期第1四半期の業績は、売上高が前年同期比5.2%増の3,658億円となりました。営業利益は220億円と201.7%増加しており、営業利益率も6.0%まで上昇しています。このように、価格改定などの取り組みにより収益性が大幅に改善されています。

売上・利益の推移

売上高は、前年同期比5.2%増加の3,658億円となりました。税引前四半期利益は248億円と前年同期比193.4%増加し、親会社の所有者に帰属する四半期利益は165億円と大幅な伸びを示しています。基本的1株当たり四半期利益は35.43円と、前年同期の10.36円から大幅に増加しています。

四半期連結貸借対照表について

花王株式会社の2024年3月31日現在の四半期連結貸借対照表では、総資産が1兆7,717億円となっています。

資産の部

資産の部では、現金及び現金同等物が2,535億円棚卸資産が2,768億円となっています。前期末からの変動では、現金及び現金同等物が381億円減少しましたが、棚卸資産は130億円増加しています。

負債の部

負債の部では、社債及び借入金が1,474億円となっています。前期末から89億円増加しています。

純資産の部

純資産の部では、親会社の所有者に帰属する持分が9,970億円となっており、親会社所有者帰属持分比率は56.3%となっています。前期末から148億円増加しています。

ROAとROE

花王株式会社の収益性を示す指標であるROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)は、前期の実績を上回る水準となっています。これは、価格改定や新製品の投入などの取り組みにより収益性が改善されたことが要因です。今後も持続的な収益力の向上が期待されます。

キャッシュフロー

2024年12月期第1四半期のキャッシュ・フローでは、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナス38億円となりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローがマイナス130億円、財務活動によるキャッシュ・フローがマイナス313億円となっており、現金及び現金同等物は前期末から381億円減少しています。

配当の支払額

2024年3月期の期末配当は1株当たり75円の予定で、年間配当は1株当たり150円となる見通しです。前期に比べ1株当たり6円増配される見込みです。

今後の展望

花王株式会社は、中期経営計画「K27」の初年度として、「グローバル・シャープトップ戦略」を推進しています。主力ブランドへの投資や新製品の投入、価格改定などの施策により、持続的な成長と収益性の向上を目指しています。インフレの影響などの不透明な経営環境の中でも、花王ならではの強みを生かし、企業価値のさらなる向上が期待されます

編集部のまとめ

花王株式会社の2024年12月期第1四半期の決算は、売上高、利益ともに大幅に増加しており、収益性の向上が顕著に表れています。中期経営計画「K27」の初年度としての取り組みが功を奏している様子がうかがえます。今後も、新製品の投入やブランド強化など、成長戦略を着実に推進していくことが期待されます。

花王株式会社の決算日や配当についてまとめました。

花王株式会社の決算日は12月31日で、決算短信の発表は5月中旬、株主総会は3月下旬に行われます。2024年3月期の年間配当は1株当たり150円の予定で、前期比6円の増配となります。今後も持続的な成長と収益性の向上を目指し、株主還元の拡充も期待されます。

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